妻(づま)日記 |ω・`)

妻(づま)の生態、観察中。

11敗妻(あさ おきれるか どうか が きも らしい)

2009.09.07 Monday | 妻(づま)

20戦10勝10敗 @aqui's whiskers

 ↑ こんな記事を書いた翌日の朝の事。


( ´ω`) 「イッテキマース。」ドタドタ  バタン(←玄関を閉める音)


 その喧騒で目覚める夫。づまと夫は会社が始まる時間が著しく
違うので、下手するとづまが出勤で出て行く時間くらいに夫は
起きたりしております。


( ´ーωー) 「ん〜… 行ったか…? さて、俺も起きて支度しなきゃ。」

(・ω・` ) 「…ん? お、キッチンにお弁当箱が置いてある。」

(´・∀・`) 「さすがにブログに書いただけの事はあるなぁ。
        がんばって用意したのかな。どれどれ、今日の
        メニューは何かな、と…」


 パカッ(←弁当箱を開ける)


 空っぽでした。


 11敗目、確定です(´・ω・`)。



 そんな訳で、今日の夫のお昼ごはんはコンビニご飯でした。
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数週間修羅場妻(おつかれ さま でした)

2009.09.05 Saturday | 妻(づま)

 会社関係でちょっとした用事があり、ここしばらくろくに眠れない
日々が続いていたづまさん。

 その用事が今日ようやく終わり、解放された途端、会社からの
帰りの車の中で

ヽ(´ω`)ノ 「ァァァアアアーッ! さーぁ、今日は寝るぞぉーッ!」

と絶叫。よっぽどキツかった模様。

 ま、傍から見てても結構キツそうだったので、ゆっくり休みなされ。


( ´・ω・) 「まぁ、この間に色々と手を抜いていた家事方面も少しは
       挽回するべくがんばりなさいよ。」

( ーω-) 「…グスゥ〜… zzzzz」

(;´・ω・) 「早ッ!」
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女子愛好妻(おっさん か きみ は)

2009.09.04 Friday | 妻(づま)

( ´ω`) 「ハァ…」

( ´・ω・) 「どしたの。」

(*´ω`) 「わたし… 恋しちゃったかもしれない…」

( ´・ω・) 「何だそれ。」

( ´ω`) 「あのネ、今日会社でネ、会議室の予約をするので
       受付に行って受付のオニャノコとお話ししてたのね。
       そしたら…」


〜回想:づまの会社にて〜


( ´ω`) 「…という事で、会議室の予約をお願いします。」

J(・∀・) 「ハァ〜イ、わかりました。それでは、ここの所に
      部署名と担当の方のお名前を書いていただけますか。」

( ´ω`) 「ハイハイ。」 ゴソゴソ ←ポケットからボールペンを出している

J(・∀・) 「…! アァー!」

(;´ω`) 「…え? どうしました?」

J(・∀・) 「それ! それ! そのボールペン!」

( ´ω`) 「え?」

J(・∀・) ゴソゴソ ←ポケットからボールペンを出している
     「ほら! これ!」


そこにはづまのと同じボールペンが。


( ´ω`) 「あ… 同じの。」

J(・∀・) 「そうなんですぅ〜! エヘヘ、お揃いですネ!」

(*´ω`) 「え… あ、うん、そ、そうですね。」


〜以上回想〜


(*´ω`) 「惚れてまうやろ〜ッッッ!!!」

( ´・ω・) 「…」

(*´ω`) 「な! な! 萌えるよねぇー!」

( ´・ω・) 「…まぁ、その気持ちは、わからなくもないナァ。」

( ´ω`) 「うちの会社って、結構受付の子と結婚したり
       付き合ったりしてる人もいるんだよネ。いや〜、
       今ならその人達の気持もよくわかるよー、ウン。」

( ´・ω・) 「そうだネェ。」

(・ω・` ) (…君もその「萌え」の1割でもお裾分けして
        もらってくればよかったのに。)

( ´ω`) 「ん? 何か言った?」

( ´・ω・) 「いえ別に。」←即答。



 何でそこで受付の子の側じゃなくて、受付の子を愛でるオッサンの
側に行っちゃうのかな〜。
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弁当妻(おべんとう に ちょっぴり さーびす)

2009.09.03 Thursday | 妻(づま)

 結局1年2ヶ月にも及んだ別居生活もようやく終わりを告げ、
自宅に帰ってまいりました夫です。夫婦の仲も何とか維持(;´∀`)。

 東京に戻ってきてからの夫の職場は基本1人っきりの職場
ですので、普段のお昼ご飯は大抵近所にラーメンなんかを
食べに行ったりコンビニで買ってきたお弁当等を食べる日々
でした。

 ところが今年の健康診断で色々とひっかかってしまいまして、
お医者センセイからも

( ´Д`) 「食事制限してやせないとダメだよ。」

と言われてしまい、

( ´・ω・) 「ショボーン」

な事になってしまいました。


( ´・ω・) 「…という訳でね。最近、お昼はサンドイッチと
        スープはるさめだけ、とか。そんなんですよ。」

( ´ω`) 「そりゃまた随分寂しいお昼時だネ。…まぁ、
       夫ちゃんのお腹回りには私も多少は責任も
       あるしナ。…よし、じゃあ一肌脱ぎますかな。」

( ´・ω・) 「え?」

( ´ω`)つ□ 「ハイこれ。」

お弁当箱


( ´・ω・) 「お、これはお弁当じゃーないですか。」

( ´ω`) 「たまには妻らしい事もしないとナ。」

( ´・∀・) 「うわーい、ありがとー。」


〜会社にて〜


( ´・∀・) 「さて、お昼の時間だ。お弁当お弁当、と…」

お弁当


( ´・ω・) 「…ん? 何だこりゃ。」

おやつ


( ´・ω・)っ□ 「おやつ… かな…」

(;´・ω・`) 「お弁当にしているのはカロリーとかを
         抑えるためなんだけど、このおやつは
         果たしてそのためにはいいものなのか
         どうか…」


 恐らくづまとしては、

( ´ω`) (食べる物を減らせ、とは言えお菓子も
       食べらんないようじゃ、いくら何でも
       かわいそうだろな。)

というつもりなんでしょう。その気持ちは大変ありがたい
ものであります。


(;´・∀・) 「…ま、づまが入れちゃったんだもんナ。
        食べなかったらもったいないもんナ。
        これはしょうがないヨ。不可抗力だヨ。
        だって食べずに捨てるわけにはいかないもの!」

m9(;´・Д・`) 「け、決してお菓子ウレシィ〜!なんて思ったり
          してないんだからッ!」



( ´ω`) 「…何でそこでツンデレやねん。」
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足温妻 (あし を あぶる づま)

2009.01.15 Thursday | 妻(づま)

 坂道を転がり落ちるような日々を送っている内にいつの間にか2009年が
到来してしまいました。遅ればせながら明けましておめでとうございます。
夫です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 夫とづまの別居生活も9ヶ月を越え、

『本当に大丈夫なの?』

という声もチラホラと聞かれる中、昨年後半はほとんど自宅に帰ることが
できませんでしたがようやくそんな状況からも脱することができまして
ここ最近は週末には大阪から自宅に戻ることができるようになってまいりました。

 そんなこんなで相変わらず夫不在につき、新居に引っ越してから1年が
経ちますけどもすっかり家の使い勝手もづまに主導権を握られつつあります。

 特に最もいることの多いリビングルームは、夫に特に何の相談もないまま
づまが見つけてきた毛足の長いラグが敷かれ、いよいよ快適空間へと進化
してきました。

 配置としては

リビング その1













冬はこんな↑感じになっており、そこへ

リビング その2













こんな感じでづまのスペースが確保されております。


 足元にファンヒーター+エアコン。寝転んだ視線の先には大画面のテレビ。
怠惰の極みであります。


( ´・ω・) 「…何してんの?」

( ´ω`) 「んん〜… 足、炙ってんの。」(ごろり)

( ´・ω・) 「…ご飯の用意は?」

( ´ω`) 「炙り中なんだよねぇ、今…」(ごろり)


 寒さが増すにつれ、最早そこから動くことすら面倒になってしまう様子。
我が家で最も快適と言われるこの場所、づまも『炙り場』だの『炙りポイント』
だのと名前までつけて自らの居場所にしてしまう始末。大阪から電話をしても、

( ´・ω・) 『今何やってるの〜?』

( ´ω`) 「炙り。」

なんていう事も多々あります。

 快適なのは良い事だとは思うのですが、せっかく家の中にスペースもたくさん
あるので色々活用していただきたいものなのですが…


( ´・ω・) 「んもぅ〜。炙り場ばっかりにいて。もうアレだね、キミは
       『炙らー』だね。」

( ´ω`) 「あぶらー… かわいくないなぁ。『炙りる』とでも呼んでくれたまい。」

( ´・ω・) 「そんなんしてゴロゴロしてたら、お腹周りにもますます溜まる
       ものが溜まってきて、今度は『脂ー』、ってところかな。ニヤニヤ。」

( ´ω`) 「何をぉー。『アブリル』だもーん。…ま、いいや、別に
      『アブラー』でも。(ごろり)ぐー。」

(;´・ω・) 「…(呆)」


 こんな状態が冬を越えても『春眠暁を覚えず』とかのたまいながら続いて
いくのでしょうなぁ…
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我家的連絡手段、妻的電脳(おもいきって なつの ぼーなす しょうせんで!)

2008.07.12 Saturday | 妻(づま)

 今週末は大阪から戻れず、一人寂しい週末の夫です。しょうがないので
会社に出てきてお仕事の1日。

 大抵の場合、出張等で家を空けている場合はづまとはメッセンジャーで
連絡を取ることが多いです。もちろん国内にいる場合は携帯電話で話す方が
早いし楽なのですが(家族割引なのであまり料金的にも気にしなくていい
ですしね)、前職まで割と海外に行くことが多かった夫ですので電話だと
お金がかかってしょうがありませんから、自然とネットにさえ繋がっていれば
後はタダで電話並に話すことさえできてしまうメッセンジャーソフトは非常に
便利且つありがたいものなのであります。

 結婚前は日本と赴任先に1台ずつ FAX を買って、それでやり取りをしていた
事を考えるとEメールだのメッセンジャーだのと便利な世の中になったものです。

 因みに我が家の場合、比較的音声への対応が早く安定性・音質で他よりも
優れていた Yahoo メッセンジャーに始まり、テレビ電話で抜群の画質を当時
誇った Eyeball を経て現在は Skype に落ち着いております。リリース当初から
群を抜いて良い音質に加え、テレビ電話にも対応し、ここしばらくは Skype
最強という状況が続いておりますが…

( ´ω`) 「最近 Skype 使ってると重いんだよナ。PCが。」
( ´・ω・) 「おや、そう?」
( ´ω`) 「うん。前はそんな事なかったけど、最近 Skype 使ってると
       PC自体がすごく重くなるんだよ。」
( ´・ω・) 「君のノーパソも、もう買って何年だ? …丸5年くらいか。」
( ´ω`) 「…だねぇ。何か時々ファンから変な音が出るようになってきたしね。」
( ´・ω・) 「5年使ったら、もう十分償却してるよなぁ… そろそろ
        新しいのに換え時か。退職金で少し余裕もあるしな…」
( ´ω`) 「気に入ってるんだけどねぇ、こいつ。」
( ´・ω・) 「いやいや、しょうがないしょうがない。PCなんて5年も
        経てばもう完全に時代遅れのスペックになってしまうしね。
        いやいやこりゃもうしょうがないしょうがない参った参った。」
        (カチカチ)←早速メーカーのサイトとかを回り出す

(;´ω`) 「…自分が新しいの買いたいだけなんじゃないの?」
( ´・ω・)ノ 「何を言うかね、ボカァ愛するづまが快適なPCライフを
        送れるようにだね(以下長々続く)」

 さすがに何年も一緒にいると、夫の考えている事なぞほぼ完全に読まれている
ようであります。
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最近的二人(いろいろ あったよ)

2008.07.09 Wednesday | 夫婦(ふうふ)

 長らく御無沙汰しておりました。夫でございます。昨年9月のエヴァンゲリオン
以降すっかり御無沙汰しておりましたが、何だか時々覗きに来ていただいている
方もいらっしゃるようで、ありがたい限りです。

 さて、この『づま日記』を放置している間に年も変わり2008年が始まって
早半年が経とうとしておりますが、取り敢えずこの間に夫こと私が衝動的に
会社を辞めてしまいまして。で、何だかんだあって現在大阪におります。
単身赴任です。一人暮らしです。その辺りの顛末と近況はこちらを御参照
いただければよろしいかと。→オケタニッキ

 づまの方はと言いますと、勤務場所は依然変わらずではありますが、試験を
経て夫の転職と同時期に派遣社員から契約社員にランクアップ。日々黄色いJR
(最近は黄色くありませんが。何となくイメージ的には相変わらず黄色ですな)
に揺られて川崎の南北を行ったり来たりする毎日を送っております。

 3月下旬から数えて夫の一人暮らしも早3ヶ月半が経過致しました。週末に
づまの元に帰って、また大阪に戻るという生活も慣れてはきたものの、以前
約半年強ほど某国に長期出張していた頃よりも一人での暮らしがきついなぁと
思うことが増えてきたような気がします。なまじ1週間に1回(最近は2週間
ペースになりつつありますが…)自宅に戻れてづまの顔を見てしまえるから
余計に一人の生活に戻るのが辛くなっているからという事なのかもしれませんが、
もしかしたら以前にも増して
「ボケて、つっこませてくれる存在」
への依存度が増してきているのかもしれません。

 2人でも手に余る一軒家に1人で住んでいるづまの方がどう思っているかは
わかりませんが、早く帰って落ち着かないと自分の精神衛生上あんまり
良くないナァと思ったりもする夫なのでありました。


( ´ω`) 「ま、私は別にいいんだけどね。がんばってお銭稼いでらっしゃい。」
( ´・∀・`) 「…とか言って、夜は1人寂しくテレビか何か見ながら『寂しいヨゥ』
        とか言ってんじゃないの?このツンデレちゃんったら。ニヤニヤ」
( ´ω`) 「いえ別に。割と満喫・シングルライフ。」
(;´・ω・`) 「あ、あれ…? い、意外とあっさりしてんのね…」


 それでも夫は元気です… がんばって生きてまいりたいと思います。

 という訳で、近況報告でした。


( ´ω`)人(´・ω・`) 「今後ともよろしく〜」
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新世紀妻(なんか、しゅうらい したらしい)

2007.09.30 Sunday | 妻(づま)

 秋も深まりつつあるある日の週末。

( ´・ω・`) 「…」(かちゃかちゃ)←PC中
( ´ω`) 「…」(かちゃかちゃ)←PC中

070930














(;´・∀・`) 「ちょwww何見てんのwwwww」
( ´ω`) 「エヴァ。」
( ´・ω・`) 「何でまた突然。」
( ´ω`) 「…タダだから。」

070930_2







 密かに映画版を見に行きたい夫だったりします。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
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鮎喰夫婦(うまいぜ あゆ)

2007.08.16 Thursday | 夫婦(ふうふ)

 お盆休み満喫中。夫です。

 そんなこんなで無事に富山に到着したオケタニ夫婦。富山・日本海と言えば
蟹やら鰤やらを御想像されることかと存じますが、やはり日本海の海の幸は
冬が旬なのです。夏はちょっぴり寂しい日本海。

 しかし! そんなマイナスを補って余りある存在。それが夏の「鮎」なのです!
恐らく一般的にはそんなに知られていないのではないかと思いますが、
「富山 鮎」でググると「富山の夏の名物に鮎があります」と書かれたページが
真っ先に表示されるほど富山の夏と言えば鮎なのであります。


ヽ( ´・ω・`)ノ 「ハイ、そんな訳で今年もやってまいりました〜、
         おいしい鮎を食べさせることで地元でも有名な鮎の庄さん
         でございます。」
( ´ω`) 「いや〜、やっぱり夏はここに来ないとねぇ。」
ヽ( ´・∀・`)ノ 「よ〜し、飲むぞ食うぞぉ〜!」


 生ビールの大と鮎20匹を早速ご注文。程無く並べられる、神より与えられし
琥珀の水といたいけなその身を晒す20人の夏の乙女達。

 ここに至るまでにはきっと壮大なる自然界のドラマが繰り広げられた
ことでありましょう。

  ほわんほわんほわんほわんほわわわわ〜ん。(以下妄想)


鮎ドラマ 1













「オッス、オラ鮎男! これからどんな人生、いやさ鮎生が待ち受けているのか、
オラわくわくしてきたぞ!」


鮎ドラマ 2













「お、あんなところにカワイコちゃんはっけーん! オラ、愛に生きるぜー!」


鮎ドラマ 3













「オラ鮎男! オラと交(ピー)しようぜ!」
「アタシ鮎子! 何てストレートでステキなオスなのかしら! もちろん
オーケーよ!」
「あー、オラ幸せだー!」
「アハハ、ウフフ」


鮎ドラマ 4













がぶり。
「ギャー!」     (完)


( ´ω`) 「ちょwwwww何やってんのwwwww」
( ´・ω・`) 「いやね、この鮎がね、俺のこの口に入るまでにどういう道程を
        辿ってきたかについてちょいと思いを馳せていたのさ。」
( ´ω`) 「どうせ大した事考えてないだろ。さ、バカな話はいいから、
      食べよう食べよう。」
( ´・ω・`) 「バカって何だよう。ま、いいや。いただきまーす。」
( ´ω`) 「いただきまーす。」



鮎林













謝肉祭。


串林


















宴の後。


( ´−人−`) 「ごちそうさまでした。」
( ´人`) 「ごちそうさまでした。」





番外編。鮎子、その後。



鮎ドラマ おまけ













がぶり。
「ギャー!」     (完)
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邪魔妻(きくばり の つもり が …)

2007.08.12 Sunday | 妻(づま)

 お盆休みに突入。夫です。最近何だか会社にいる時間が矢鱈と長いような
気がする夫にとっては束の間の命の洗濯であり、これが終わるといよいよ
今年も終息に向けて一直線と否応無しに実感させられる一つの区切れ目でも
あったりします。

 さて、オケタニ家の盆と正月と言えばづま実家である富山への帰省で
あります。実態は『お墓参りと親孝行』というお題目を掲げた旨い物ツアー
だったりするわけですけども。

 しかしこの時期に長距離移動をしようとすると、どうしても避けられないのが
「渋滞」という名のイライラの種。世のお父さん方もさぞや苦しめられている
ことでしょう。

 そんな渋滞を避けるため、特に車で帰省するお盆休みにオケタニ夫婦が
取る手段。それが…

( ´ω`)ノ 「深夜ドライブという名の荒行なのです。」
( ´・ω・`) 「なのです、じゃないよ。運転するのは俺ジャマイカ。キミは隣で
        座ってるだけ。」
( ´ω`) 「しょうがないよ。ペーパードライバーだもん。」(←胸を張って)
( ´・ω・`) 「偉そうに言う事じゃないでしょ。全くもう。ま、そんなわけで
        今年も例年通りのんびり行きませう。」
( ´ω`) 「そうだね。」
( ´・ω・`)ノ 「それでは出発〜。」


 自宅を出て1時間ほどで高速道路へ。中央道→圏央道→関越→上信越、と
車は順調に北へ北へ。テレビ大好きっ子のオケタニ夫婦、BGMは当然
カーナビから流れるテレビ番組です。

( ´・ω・`) 「お、エンタだ。」
( ´ω`) 「最近ピン芸人ばっかりだよなぁ。」
( ´・ω・`) 「お笑い業界も今や末期的状態だねぇ。ふぅ。」


 めっきり質の下がったネタを批評する2人を乗せて真っ暗な高速道路を
駆けていく青いトヨタbB(初期型)。

 そして、経過すること約1時間弱。


[TV] 『今夜も犬井ヒロシが自由のブルースを高らかに歌いあげるー!』」

( ´・ω・`) 「(…あ、犬井だ。)」
( ´ω`) 「犬井だ〜。」
( ´・ω・`) 「…そうだね。」

[TV] 『♪行列のブルース、行列のブルース、聴いてくれ♪』

( ´・ω・`) 「………」(←聴いている。)

[TV] 『♪行列のできるラーメン屋さんに行った時の事やねんけど♪』

( ´・ω・`) 「………」(←聴いている。)


 しばし犬井ヒロシの歌声だけが響き渡る車内。実は割と犬井ヒロシネタは
好きな夫も運転に集中しつつ耳はテレビに釘付けです。

 ところが、一言も喋らない夫の様子にづまが慌て出す。

( ´ω`) 「(…おかしい。さっきまであんなに『そろそろ桜塚やっくんは
      お約束の仕込み芸をやめるべきだ』とか熱弁を振るっていたのに。
      何で急に静かになったんだ?)」

[TV] 『自由だぁぁぁぁぁッッッ!!!』

(;´ω`) 「(おいおい、まさか眠くなっちゃってんじゃねぇだろうな。
      時間も時間だし…)」

[TV] 『♪行列 is freedom〜、行列 is freedom〜♪』

p(;´ω`)q 「(…私が何とかしなくっちゃ! 取り敢えず何か喋らせて
        眠気を覚まさせて…)」


[TV] 『♪ハイ一緒にー! 行列 is freedom〜、行列 is freedom〜♪
     ♪ジャジャジャジャジャジャジャン♪』
 (←※オチ直前です)

(;´ω`)ノ 「あ、あのさぁ、そう言えば最近、アレがこうなってああなって、
       モチャムチャモチャムチャモチャムチャモチャムチャ…
       …やねんて、どう思う?」


[TV] 『…やねんで! ♪ジャ・ジャ・ジャ・ジャーン♪
     センキュゥーッ!♪』


ヽ(#´`ω´`)ノ 「…ァァァッ! オチ聞き逃したァァァーーーッ!!!」
(;´ω`) 「……え?」
ヾ(´;ω;`)ノシ 「何で肝心のオチのところで急に喋り出すんだよぅ〜!
          せっかく聴いてたのにぃ〜!」
(;´ω`) 「あれ? 眠くなっちゃってたんじゃないの?」
(´;ω;`) 「別に眠くなんかないよぅ〜、ただネタ聴いてただけなのに…」
<(;´ω`) 「あれぇ〜?」


 づまのいい所は?と訊かれて「やさしいところかなぁ」と答える夫。しかし
そのやさしい気配りも時に空回ることもあるのでした。


( ´ω`) 「…ま、いいか。一ネタ聞き逃したくらいのことやし。」
(#´`ω´`)ノ 「キミはわかっとらん! オチだけ聞き逃した時のこのモヤモヤ
          とした不快感… そもそもお笑いにおいて前フリとオチの
          間には(以下、約小一時間ほど続く)」

( −ω-).。oO 「………ぐ〜。」

ヾ(#´;ω;`)ノシ 「聞けよぅ〜!」





深夜のドライブ
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