妻(づま)日記 |ω・`)

妻(づま)の生態、観察中。

鮎喰夫婦(うまいぜ あゆ)

2007.08.16 Thursday | 夫婦(ふうふ)

 お盆休み満喫中。夫です。

 そんなこんなで無事に富山に到着したオケタニ夫婦。富山・日本海と言えば
蟹やら鰤やらを御想像されることかと存じますが、やはり日本海の海の幸は
冬が旬なのです。夏はちょっぴり寂しい日本海。

 しかし! そんなマイナスを補って余りある存在。それが夏の「鮎」なのです!
恐らく一般的にはそんなに知られていないのではないかと思いますが、
「富山 鮎」でググると「富山の夏の名物に鮎があります」と書かれたページが
真っ先に表示されるほど富山の夏と言えば鮎なのであります。


ヽ( ´・ω・`)ノ 「ハイ、そんな訳で今年もやってまいりました〜、
         おいしい鮎を食べさせることで地元でも有名な鮎の庄さん
         でございます。」
( ´ω`) 「いや〜、やっぱり夏はここに来ないとねぇ。」
ヽ( ´・∀・`)ノ 「よ〜し、飲むぞ食うぞぉ〜!」


 生ビールの大と鮎20匹を早速ご注文。程無く並べられる、神より与えられし
琥珀の水といたいけなその身を晒す20人の夏の乙女達。

 ここに至るまでにはきっと壮大なる自然界のドラマが繰り広げられた
ことでありましょう。

  ほわんほわんほわんほわんほわわわわ〜ん。(以下妄想)


鮎ドラマ 1













「オッス、オラ鮎男! これからどんな人生、いやさ鮎生が待ち受けているのか、
オラわくわくしてきたぞ!」


鮎ドラマ 2













「お、あんなところにカワイコちゃんはっけーん! オラ、愛に生きるぜー!」


鮎ドラマ 3













「オラ鮎男! オラと交(ピー)しようぜ!」
「アタシ鮎子! 何てストレートでステキなオスなのかしら! もちろん
オーケーよ!」
「あー、オラ幸せだー!」
「アハハ、ウフフ」


鮎ドラマ 4













がぶり。
「ギャー!」     (完)


( ´ω`) 「ちょwwwww何やってんのwwwww」
( ´・ω・`) 「いやね、この鮎がね、俺のこの口に入るまでにどういう道程を
        辿ってきたかについてちょいと思いを馳せていたのさ。」
( ´ω`) 「どうせ大した事考えてないだろ。さ、バカな話はいいから、
      食べよう食べよう。」
( ´・ω・`) 「バカって何だよう。ま、いいや。いただきまーす。」
( ´ω`) 「いただきまーす。」



鮎林













謝肉祭。


串林


















宴の後。


( ´−人−`) 「ごちそうさまでした。」
( ´人`) 「ごちそうさまでした。」





番外編。鮎子、その後。



鮎ドラマ おまけ













がぶり。
「ギャー!」     (完)
author : keijiro | - | -

邪魔妻(きくばり の つもり が …)

2007.08.12 Sunday | 妻(づま)

 お盆休みに突入。夫です。最近何だか会社にいる時間が矢鱈と長いような
気がする夫にとっては束の間の命の洗濯であり、これが終わるといよいよ
今年も終息に向けて一直線と否応無しに実感させられる一つの区切れ目でも
あったりします。

 さて、オケタニ家の盆と正月と言えばづま実家である富山への帰省で
あります。実態は『お墓参りと親孝行』というお題目を掲げた旨い物ツアー
だったりするわけですけども。

 しかしこの時期に長距離移動をしようとすると、どうしても避けられないのが
「渋滞」という名のイライラの種。世のお父さん方もさぞや苦しめられている
ことでしょう。

 そんな渋滞を避けるため、特に車で帰省するお盆休みにオケタニ夫婦が
取る手段。それが…

( ´ω`)ノ 「深夜ドライブという名の荒行なのです。」
( ´・ω・`) 「なのです、じゃないよ。運転するのは俺ジャマイカ。キミは隣で
        座ってるだけ。」
( ´ω`) 「しょうがないよ。ペーパードライバーだもん。」(←胸を張って)
( ´・ω・`) 「偉そうに言う事じゃないでしょ。全くもう。ま、そんなわけで
        今年も例年通りのんびり行きませう。」
( ´ω`) 「そうだね。」
( ´・ω・`)ノ 「それでは出発〜。」


 自宅を出て1時間ほどで高速道路へ。中央道→圏央道→関越→上信越、と
車は順調に北へ北へ。テレビ大好きっ子のオケタニ夫婦、BGMは当然
カーナビから流れるテレビ番組です。

( ´・ω・`) 「お、エンタだ。」
( ´ω`) 「最近ピン芸人ばっかりだよなぁ。」
( ´・ω・`) 「お笑い業界も今や末期的状態だねぇ。ふぅ。」


 めっきり質の下がったネタを批評する2人を乗せて真っ暗な高速道路を
駆けていく青いトヨタbB(初期型)。

 そして、経過すること約1時間弱。


[TV] 『今夜も犬井ヒロシが自由のブルースを高らかに歌いあげるー!』」

( ´・ω・`) 「(…あ、犬井だ。)」
( ´ω`) 「犬井だ〜。」
( ´・ω・`) 「…そうだね。」

[TV] 『♪行列のブルース、行列のブルース、聴いてくれ♪』

( ´・ω・`) 「………」(←聴いている。)

[TV] 『♪行列のできるラーメン屋さんに行った時の事やねんけど♪』

( ´・ω・`) 「………」(←聴いている。)


 しばし犬井ヒロシの歌声だけが響き渡る車内。実は割と犬井ヒロシネタは
好きな夫も運転に集中しつつ耳はテレビに釘付けです。

 ところが、一言も喋らない夫の様子にづまが慌て出す。

( ´ω`) 「(…おかしい。さっきまであんなに『そろそろ桜塚やっくんは
      お約束の仕込み芸をやめるべきだ』とか熱弁を振るっていたのに。
      何で急に静かになったんだ?)」

[TV] 『自由だぁぁぁぁぁッッッ!!!』

(;´ω`) 「(おいおい、まさか眠くなっちゃってんじゃねぇだろうな。
      時間も時間だし…)」

[TV] 『♪行列 is freedom〜、行列 is freedom〜♪』

p(;´ω`)q 「(…私が何とかしなくっちゃ! 取り敢えず何か喋らせて
        眠気を覚まさせて…)」


[TV] 『♪ハイ一緒にー! 行列 is freedom〜、行列 is freedom〜♪
     ♪ジャジャジャジャジャジャジャン♪』
 (←※オチ直前です)

(;´ω`)ノ 「あ、あのさぁ、そう言えば最近、アレがこうなってああなって、
       モチャムチャモチャムチャモチャムチャモチャムチャ…
       …やねんて、どう思う?」


[TV] 『…やねんで! ♪ジャ・ジャ・ジャ・ジャーン♪
     センキュゥーッ!♪』


ヽ(#´`ω´`)ノ 「…ァァァッ! オチ聞き逃したァァァーーーッ!!!」
(;´ω`) 「……え?」
ヾ(´;ω;`)ノシ 「何で肝心のオチのところで急に喋り出すんだよぅ〜!
          せっかく聴いてたのにぃ〜!」
(;´ω`) 「あれ? 眠くなっちゃってたんじゃないの?」
(´;ω;`) 「別に眠くなんかないよぅ〜、ただネタ聴いてただけなのに…」
<(;´ω`) 「あれぇ〜?」


 づまのいい所は?と訊かれて「やさしいところかなぁ」と答える夫。しかし
そのやさしい気配りも時に空回ることもあるのでした。


( ´ω`) 「…ま、いいか。一ネタ聞き逃したくらいのことやし。」
(#´`ω´`)ノ 「キミはわかっとらん! オチだけ聞き逃した時のこのモヤモヤ
          とした不快感… そもそもお笑いにおいて前フリとオチの
          間には(以下、約小一時間ほど続く)」

( −ω-).。oO 「………ぐ〜。」

ヾ(#´;ω;`)ノシ 「聞けよぅ〜!」





深夜のドライブ
author : keijiro | - | -

桃剥妻(あらたなる さいのう)

2007.08.11 Saturday | 妻(づま)

 夏真っ盛り。ビリーズブートキャンプもかくやと言うほどの発汗量。
夫です。デヴには辛い季節がやってまいりました。

( ´・ω・`)ノ 「やってまいりました。」
( ´ω) 「…」
( ´・ω・`)ノ 「やってまいりました。」
( ´ω) 「…」
( ´・ω・`) 「…無反応かよぅ。」
(#´皿`)凸 「…同類扱いヤメロ。」


 さて、そんな夏の風物詩が今年も我が家に御到着。

070808 Peach














 桃でございます。去年、づまの会社関係で福島の方から美味しい桃を
送っていただいたのですが、今年も送っていただいたのです。
おいしいものだいすきな我が家には大変ありがたい話であります。

( ´ω`)つ○ 「さぁ〜て、早速いただくかー!」
( ´・ω・`)つ○ 「…」
(  ´) 「…(むきむき)」
( ´・ω・`)つ○ 「…ムイテ…」
( ´∀`)つ● 「よっしゃー! いただきまーす!」
( ´・ω・`)つ○ 「…ムイテー」
( ´ж`) 「…もぐもぐ…

      てーれってれー (゚∀゚)ウマイ!」
( ´;ω;`)つ○ 「…ムイテヨゥ」
( ´ω`) 「何よぅ、それくらい自分でむきなさいよ。」
( ´;ω;`)つ○ 「だって上手くむけないんだもん。」
( ´ω`) 「何言ってんの。ちょっと指でつまんでピーッとむいたらきれいに
      むけるやん。」
( ´・ω・`) 「…じゃあ、やってみる。」
(  ´・) 「…(むきむき)」
( ´・ω・`)つ() 「ほらー、やっぱりちょこっとしか皮むけないよぅ。」
( ´ω`) 「しょうがないなぁ。ほら、貸してみそ。」
(  ´) 「…(むきむき)」
( ´・ω・`) 「…」
( ´ω`)つ(   ) 「ほらよ。」
(´・ω・`;)ノノ 「おりょーっ!? 何、そのデカい皮!」
( ´ω`)つ● 「ほら、お食べ。」
( ´・ж・`) 「うん。…もぐもぐ…

       てーれってれー (゚∀゚)ウマイ!」
( ´ω`) 「な。」


 正にジューシー。さすがは産地直送なだけあります。


( ´・ω・`) 「いや〜、これは大変においしい。もう1個頼むお。」
( ´ω`) 「次は自分でむけよ。」
( ´・ω・`) 「いや、君のむきは非常に素晴らしい。どうだね、もう1つ。」
( ´ω`) 「何だよそれ。そんなもんで褒められても嬉しくなんかないもん。」
( ´・ω・`) 「いやいや、これは1つの才能だよ、キミぃ。あそこまで見事に
       ペロリとやられちゃうと、こちらもシャッポを脱ぐしかないよ。」
( ´ω`) 「そんなもんかな。(←満更でもない感じになってしまっている。)
      じゃあもう1個だけむいてあげよう。」
ヽ( ´・ω・`)ノ 「うひょーい。」


 結局この晩、4個の桃が夫婦の胃袋に納まったのでございました。


( ´・ω・`) 「いや〜、まんぷくまんぷく。」
( ´ω`) 「キミはいいよな、待ってりゃ桃が出てくるんだからさぁ。」
( ´・ω・`) 「いやいや、そりゃもう、づまさんのおかげですよー! この
       才能はもっと生かされるべき。」
( ´ω`) 「そんなもんかね。(←満更でもない)」
( ´・ω・`) 「神は人に必ず1つは才能を与えてくれているって言うけど、
       これがそうに違いないよ。いやこれは実に便利な才能を
       ゲットしたものだよ。」
( ´ω`) 「そんなもんかねぇフフフン。(←満更でもない)」
( ´・ω・`) 「さて、腹もくちたし、そろそろ寝るかね。」
( ´ω`)ノ 「アイヨ、じゃあおやすみ。」
( ´・ω・`)ノ 「おやすみ。」





??( ´ω`) 「! ちょっと待て!」
( ´ーω・`) 「んー?」
( ´ω`) 「神から与えられた才能が、『桃むき』って…orz」
( ´ーωー`) 「それで十分やん… 立派立派… ぐすー」
( ;ω;) 「いやだよぅ〜、そんな才能〜!」


 そんなづまの才能のおかげか、未だに夫は上手に桃がむけません。
これからもよろしくネ♪


ヾ( ;ω;)ノシ 「どうせだったらもっと役に立つ才能の方がいいよぅ〜!」
( ´・ω・`) 「ハイハイ… だったらどんなんのがいいのよ。」
( ´ω`) 「そうだなぁ… やっぱり家事全般かなぁ。あ、あと仕事ももっと
      できるようになりたいしなぁ。エクセルとパワポと… あ、空気
      読める才能、ってのもいいよネ! それから… う〜ん、迷うなぁ。」
( ´・ω・`) 「…もう桃でいいじゃん。神様、うちのづまは桃で結構です。」
ヾ( ;ω;)ノシ 「うわぁ〜んッ!!!」
author : keijiro | - | -