自分が作ったものへの想い(神谷英樹氏のtweetから考えた事)

ゲーム系Twitterアカウントまとめ[UPDATE 100413]
:Kotaku JAPAN, ザ・ゲーム情報ブログ・メディア

http://www.kotaku.jp/2010/04/gameworld_twitter.html

 えぇー、こんなの見たら全部 follow したくなるじゃんかヨゥ~!
面倒だからやめろヨゥ~!(;゙゚Д゚’)

 …と、この記事を初見した時に思ったオケタニです。そんなくらいに、
Twitter の follow はゲーム系ばっかりです。ある意味ハッキリ
してると思いますッ、ポリシーが!(`・ω・´)b

 その中の1人に、最近だと『BAYONETTA』を作っていた
神谷英樹氏という方がいるのですが、その人の tweet が何となく
グッと来ました。

Twitter / 神谷英樹 Hideki Kamiya: なんかとあるサイトでクリエイターのツイッターのアカウ …
http://twitter.com/PG_kamiya/statuses/12076642797

Twitter / 神谷英樹 Hideki Kamiya: チャップリンは、代表作を問われたら「Next one …
http://twitter.com/PG_kamiya/statuses/12081292090

Twitter / 神谷英樹 Hideki Kamiya: 俺は…「作ったやつ全部」と答える…
http://twitter.com/PG_kamiya/statuses/12081313345

Twitter / 神谷英樹 Hideki Kamiya: だからプロフィールなどで何かが省かれてるのを見ると凄 …
http://twitter.com/PG_kamiya/statuses/12081374149

Twitter / 神谷英樹 Hideki Kamiya: 作ったものに優劣なんかあるわけねえ…
http://twitter.com/PG_kamiya/statuses/12081421405

 最近何度もネタに出しております先週の社員総会の後、
全社員参加の飲み会があったのですけども、そこには親会社の方で
うちの会社の社外取締役を務めておられる方も来られておりました。

 で、乾杯の音頭の前に各役員から挨拶がありまして、そこで
その社外取締役の方からもお話をいただきました。

 その前の社員総会の中で、最後に今期の会社のスローガンとして
「当社の『ファン』を作る」という言葉が挙げられていたのですが、
社外取締役氏は挨拶の中でこうおっしゃられました。

「僕は、この会社が作った○○というゲームが大好きで、かなりの
 ファンです。こういう人間がいるという事は、この会社は
 ファンを作る実力がある、という事です。」

 以前(もう結構前になるけど)前にリリースされたそのゲームは
オケタニもメインプランナーの1人として関わっておりまして、
世に出てからも然程注目もされず、その後も早々に話題にされなく
なってしまい、色々な意味で「失敗」という見方をされている
タイトルでした

※因みにオケタニが企画して世に出たタイトルは2本ありまして
いずれもそういう感じの評価なので、『0勝2敗の男』と
呼ばれております(´・ω・`)ショボーン。3敗目は、さすがにヤバい(汗。

 とは言うものの、自分としてはそのゲームは「確かに粗は
目立つかもしれんが、面白い」と密かに思っていて、今でも
時々引っ張り出して遊んでみては頭の悪い敵 CPU に苦笑したり
最早誰もいないオンライン対戦の対戦相手を待ってみたり
しています。

 そんな訳で、「出来が悪い子ほど」じゃないんですけども、
制作に深く携わったゲーム1作目という事もあって、思い入れは
かなりあるわけです。…が、あまりにも評価が低い・されないでいると、
やっぱり「本当にダメなんかなぁ…(´・ω・`)」と思うこともあるん
ですよ。今になっても。

 そう思っていたところに、社外取締役氏の言葉を聞いて
「ああ、好きになってくれてる人がいるんだ」という安堵感とか、
神谷氏の自分の作ったものについての tweet を見て
「自分の作ったものには自信持てばいいんだ」という確固たる想いとか、
そういうのを感じてグッと来た、と。そういう事です。

 ちょっと何言ってんだかわからない (C) サンドウィッチマン富澤
な話になってしまいましたが。まぁいいんだ、日記なんだから(;´∀`)。

 そう想うには、逆にそれ相応の「覚悟」が必要なんですけども。

 そこは、まぁこれからですよ。ええ、これからこれから!(;´∀`)

宮本茂さん:「私の最高傑作はこれから出る」
:Kotaku JAPAN, ザ・ゲーム情報ブログ・メディア

http://www.kotaku.jp/2010/04/miyamoto_nothin_yet.html

この5年間は『Wii Fit Plus』や『Wii Sports Resort』のような、
非常に変わったゲームの制作に関わってきました。

こんなゲームを作るなんて、10年前には想像もできませんでした。
だからこそ、私の最高傑作はまだこれからだと言えるのです。

 相変わらずこの人は「パネェ」と思う。

 ま、入れますけどね、follow。全員に。多分。


会社のロゴ入り名刺ケース ゲットだぜー!

 先週の社員総会で。

 着席すると、各席に何やら黒くて薄い箱が置いてある。

( ´・ω・) 「…何これ?」

という事で開けてみると…

 何と会社のロゴ入り名刺ケースが!(※ロゴ部分はモザイク
かけてます) スゲェ! 何だかかっこいいぞ!

( =Д=) 「どや。中々イケてるやろ? 会社から社員への
       プレゼントや。」

( ´・ω・) 「おお、社長。確かにこれはかなりテンション上がるけど、
        一体何でまた名刺入れ?」

( =Д=) 「前にうちの社員と客先に行った時にな、そいつ、
       名刺を裸でポケットからゴソゴソ出しよってな。
       それはさすがにあかんやろ、社会人として。」

( ´・ω・) 「確かに。」

( =Д=) 「全員に『名刺入れ買えや!』て言うのもめんどくさいしな。
       で、社員へのプレゼントにしてん。」

( `・ω・) 「なるへそ。実際、これはかなり嬉しいな!」

( =Д=) 「そうかね?」

( `・ω・) 「だって、お客さんに名刺出す時にチラッ、チラッ、って
        見せたら結構なハッタリになるじゃん!? うわ~、
        こんなの作ってるよスゲェ~!って。」

( =Д=) 「思われるかぁ~?」

( `・ω・) 「思う思う! よし、早速名刺を詰めねば!」 イソイソ

 という訳で、総会の時に1人嬉しそうに名刺の詰替をしておりました。

 よくよく考えてみたら、開発会社なので名刺は(持ってても)
使わない、という奴もいるような気もしなくもないけど… そういう
奴はアレだ、ポイントカードとか、そーゆーの詰めとけばいいと思う!

 仕事柄、社内でも2番目か3番目くらいに名刺を消費するオケタニ
ですのでよく使う物ですし、何よりもこういう『狙った』ガジェットは
ネタにもなるので大変に嬉しいのです。

 さぁ! 名刺交換、するヨ!(`・ω・´)つ[オケタニ]


ゲームの○○だけど質問ある?

 土曜は川崎に到着するなりづまにあちこち引きずり回され、すっかり
HP を使い果たしてしまい、反動で日曜は家でグッタリ。オケタニです。

(;´・ω・) 「もう若くないから、そんなにアクティブに行動できる
        わけじゃないんだよ…(ショボーン)」

と弱音を吐いてたら、隣でづまも同じくグッタリ。こういう所は
似た者夫婦なのであります。

 そんな訳で今日から再び東京でオシゴトなのですが、先週の
打ち合わせやら飲み会やらでだいぶテンションも上がってきましたので
早速今日からガンガン進めていくゼヽ(`Д´)ノ! と言いたいところ
なのですが、本日提出期限の資料の作成があんまり進んでいないという
悲しい現実もありまして、今日は粛々とと資料作りに没頭しています。

 ま、どーせ雨も降ってるからそんなにどっか行ったりもしたく
ないしナァ。それにしても中々暖かくならんもんだネ、ホントに。
週末はあんなにぬっくぬくだったのに(´・ω・`)。

 そーいう訳で、テンションアップは明日から(`・ω・´)。とゆー事に
させていただきたいと思います。

 VIP 恒例の「○○だけど質問ある?」スレより、新作発見。

ゲーム会社でプログラマしてるけど質問ある?:ハムスター速報
http://hamusoku.com/archives/3027371.html

 確か前にも似たようなのをネタに取り上げたような記憶があって、
過去ログ掘り返してみたら見つけた。

「ゲームクリエイターだけど質問ある?」(;´∀`) – オケタニッキ
http://blog.goo.ne.jp/keijiro_ok/e/f3328596e19cd3fb7ed735f4419982e5
http://blog.oketani.info/keijiro_goo/log/eid381.html

 前者はプログラマ、後者はディレクターとの事なんだけど、
職種よりも社会人・業界人として働いた年数の長さからか、
前者の方が読んでいて「うんうん、確かにそうだ(った)」と
思う事が多い。後者は若いっつーか、青いっつーか。そんな感じ。
俺が偉そうに言うことじゃないけど(;´∀`)。

 これから専門学校行くとか就職活動するとか、そういう人の
質問を見てると、何となくだけどそこはかとなくまだまだ
「ゲーム業界」というものに「憧れ」みたいなものがあるように
感じるんだけど、正直もうそんな状態じゃないよナァ、実際のところは。
先日の新入社員歓迎会の時に、役員が挨拶や乾杯の音頭を取る時に
しきりに「きつい職場です」を連呼していたけど、本当にその通り
だもん。時間的にもそうだし、精神的にもしんどい事が多いし。

 それでもやってるのはそれなりに理由があるわけで、オケタニの
場合は多分根本がMだからなんだろうナァwwwとか思う(;´∀`)。

 オケタニは基本は制作サイドの人間じゃないんで、またちょっと
違うケースなんだろうな。リスク張らないといかんけど、一応
美味しい思いができる可能性もなくはないし。

 とは言うものの、結局のところ「おもろいかどうか」でどーするか
決めてるんですけどネwww うわー、いいかげん(;´∀`)。

 某所から聞いた話。

 あんまり大きな売上にはならないんだけどちょっとした小金程度には
なる収入源があって、そこの売上は2社で按分することになってる、と。
で、実際あまり売上はないんだけど一応なくはない、程度には出ている。
そこは両社共に認識はしているらしい。

 ところが、実際にお金を受け取っている側(←A、とする)から、
もう片方(←B)に一切お金が来ないらしい。正直大した金額じゃ
ないのでBも敢えてクレームはしていないし何も言ってはいないらしい
んだけど、Bにしてみれば「一応お金の事なんだしAから一言何か
言ってきてもいいんじゃねぇの?」という思いがある、と。

( ´・ω・)ノ 「だったらAに言えばいいじゃん。金払え、って。」

とBに尋ねてみたところ、曰く「うちにしてみれば金はどうでもいい。
これを対価として、Bの仕事・信用がイマイチだという事がわかった
から無駄にはならなかった」との事。

 何だかシビアな考え方だナァと思ったけど、こういう些細な事でも
信用ってあっさり損なわれちゃうという事なんだナァ…と。そーいう話。

 恐らく、AとBの間の取引関係がまだそんなに深いものじゃないので
Bもそういう判断をしたんだろうけど… もしAがこの状況を
リカバリーしようと思うのなら中々難しい事なんじゃないかなぁ、と
感じました。少なくとも「良好」と言える信頼関係を取り戻すのは
中々に荷の重い、時間のかかる仕事になるでしょうね。

 オケタニもこの話を聞いて、思わず自分の今までの振る舞いを
振り返りましたヨ(;´・ω・)。俺もそんな不義理をかましている
ところがいっぱいありそうで、恐ろしい…(汗。