東北地方太平洋沖地震

 オケタニです。備忘録的に、それから記録として、今日、午後2時46分頃に
発生した「東北地方太平洋沖地震」について書いておこう。

揺れた

 その時オケタニはお客様との打ち合わせを終えて、次の訪問先の所に
移動するためJR 飯田橋駅のホームで新宿に向かう総武線を待っている
ところでした。

 最初はふらふら~っと目眩のような感覚の揺れ。

( ´・ω・) 「おろ? 目眩… じゃないな、これ。地震か。またかぁ。」

などと思いつつ辺りに目をやっていると、だんだん揺れの振れ幅が大きく
なっていく。視界にある看板や何かがちょっと尋常でない動きをしているのが
見える。

(((・ω・`;))) 「え? え? な、長くね?」

と思っている内に、揺れはどんどん大きく。周りを見渡すと、何人かは
もうしゃがみこんでしまっている。ふと自分を翻ってみると、しゃがみこみは
しないけど、無意識の内に足を開いて踏ん張っていた。そうしないと身体が
揺れて危ないからだ。危ないくらいに揺れるからだ。

 かなり老朽化している(ように見える)社屋はとんでもない音を立てて
ミシミシと軋む。屋根には雨水が溜まっていたのか、結構な量の水が
バシャバシャと音を立てて落ちてきていた。時には石のような物まで。

 が、「もしかしたら駅舎がもたないのでは…」と思った人も多くいたようで、
ホームから飛び降りようとしている人がいる。確かに駅舎もやばそうだけど、
上からバンバン落ちてきてるよ危ないよ、と思っていると、

『ホームから降りないで下さい! ホームの中央に寄って下さい!』

というアナウンスが響く。そのおかげで、降りようとしていた人も皆
そのままホームに留まっていた。

 不思議と叫び声や喚き声は聞こえてこず、不思議な沈黙の中、駅舎や
周囲の物がガタガタと揺れる・ギシギシと軋む音だけが響いていた。
ある意味、とても「静かな」世界だったようにも思えた。

 長い長い(ように感じた)時間が経ち、ようやく揺れが収まった。
途端にざわざわと騒がしくなるホーム。さっきまでの奇妙な静けさが消え、
喧騒の時間が始まった。

歩いた

 揺れが止まると、一斉にホームにいる人達が喋り出した。早速携帯電話を
取り出す人も多数。

 オケタニも慌てて携帯を取り出し、ダイヤルしてみる。…発信できない。
ま、当然か。

(;´・ω・) 「まさか… これだけ揺れて、電車がすぐに復旧するなんて
        事もないよな…」

(・ω・`;) 「そもそも、これって震度いくつくらいなんだ?」

 そう思った瞬間、答えはすぐに出てきた。

『只今震度5の地震が発生しました。このため、JRは全線停止しております。
 復旧には最低でも5~6時間はかかるものと思われます。』

 OK、さすがJR、俺達が一番知りたい事をコンパクトに且つ確実に提供
してくれるッそこにシビれる!あこがれるゥ! 取り敢えずわかったのは、
とてもじゃないが次の約束の時間には間に合いっこないという事だ。
さぁどうする。

 しばらく逡巡したけれども、新宿に行ったとしてもその後会社なり
自宅に無事に帰れる保証はない。新宿はカオスだ、魔都だ。きっとこの
騒ぎの中、屈強なモヒカンの男の1人や2人が「汚物は消毒だ~っ!!!」
とか叫んでいてもちっともおかしくはない。

( `・ω・´) 「よし、決めた。会社に帰ろう。」

 約束よりも身の安全だ。自分が一番かわいくてかよわい。それがボク、
オケタニなんだ。そう決断すると、早速お客様に電話し、予定をキャンセル。
こんな事態なので、お客様の方もあっさりと承諾。(それで「いや、
歩いて来いよ」とか言う奴ぁいねぇだろ、と思わせておいて、そういう事を
言う人も中にはいるから世知辛いよ東京砂漠。)

 これで心置きなく会社に戻れる。という事で、早速歩き始める。

 …が、実は都内の地理、ルートマップなんて全く把握していないのが
田舎者であるオケタニの悲しいところ。飯田橋から浜松町に行くには、
どの道をどっちの方に向かえばいいのか全くわからない。このままじゃ
オケタニ、誰もいない大都会・トーキョーで泣いてばかりいる子猫チャンに
なってしまう…

( `・ω・´)b 「…な~んて思ったかい? 思っちゃったかい? ところが、
        違うんだなぁ。今年のオケタニは一味違うんだぜ。
        (ゴソゴソ)(←ポケットをまさぐっている)

        『ビカビカビカーン!』

        iPod Touch + Pocket Wi-Fi~!(←ダミ声で。)

        これがあれば、自分の位置情報から現在位置を割り出して、
        そこから目的地への経路をナビゲートすることができるんだよ!
        しかも、徒歩で行く場合のルートもちゃんと事細かに表示
        してくれるんだよ、の(ピー)太くぅ~ん!」

 飯田橋の中心で小芝居を打ちながらデジタルガジェットを取り出すと、
早速「マップ」アプリで経路を検索。これさえあれば道に迷うこともない。
東京砂漠、何するものぞ! 目指すは浜松町だ。

 飯田橋から浜松町方面に抜けるには、国会議事堂の前を通り虎ノ門を
経由して行くのが最短らしい。という事で、まずは国会議事堂方面に
向かう。

 国会議事堂なんて、小学生の時の社会科見学で見て以来だ…ッ!(´・∀・`)
ちょっぴり遠足気分が沸き起こってくる。

Twitter / Keijiro OKETANI: 仕方がないので国会議事堂に来てみたぜ!
http://twitter.com/keijirook/statuses/46116931421483008

 ついテンションが上がってしまって、写真を撮ってしまう。同じように
歩いている人達が大勢いる中、パシャパシャと国会議事堂の写真を
撮っているオケタニを不審なものを見るような目で見ていく人達。
ああ、見ればいい。好きなだけ見ていくがいいさ!

 あんまり wktk 感が盛り上がってしまったものだから、思わず不穏当な
発言だってしたくなっちゃう。

Twitter / Keijiro OKETANI: 只今首相官邸前。よし、民主政権を叩き潰すチャンスだ!
http://twitter.com/keijirook/statuses/46118770120466433

 そして再び携帯のカメラを向け、我輩の fxxk you サインと一緒に
写してやろうかガハハ!と思っていると、すげぇ勢いで睨みつけてるよ
警備員さんがッ!(;´・ω・) やめました。国家権力怖い。

 そんな感じで国の中枢を見学気分で通り過ぎ、同じように民族大移動を
繰り広げる多数の同志達に飲み込まれそうになりながら虎ノ門から御成門へ
抜け、ようやく浜松町に到着。所要時間、約1時間半。ぬぅ、iPod Touch の
マップに表示されていた予定所要時間通りやないけぇ… すげぇな Apple!
いや、このマップは Google か! どっちにしても、アメリカさんには
すっかり我が国土の情報も筒抜けやでぇ…(;´-ω-) とか幾分見当違いな
事を呟きながら、会社に戻ったのでした。

 こういう事でもないと、こんなコースを歩くこともないので、逆に
良い経験になったかもしれないなぁ。

繋がった

 地震直後の飯田橋にて。

 とにかくまず約束していた次の訪問先のお客様に連絡を取らなければ
ならない。

 という事で、まず自分が持っている通信手段を確認してみる。

 ハードウェア:
  (1) SOFTBANK の携帯電話
  (2) DOCOMO の携帯電話
  (3) iPod Touch + Pocket Wi-Fi

 アプリケーション
  [1] 電話
  [2] メール
  [3] Twitter

 こんなところか。

 まず電話を試してみる。…ダメだ、繋がらねぇ! 繋がらねぇどころじゃ
ねぇッ! そもそもかけることすらできん! という状態。…が、何度も
やっている内に、取り敢えず DOCOMO の方は時々かけるのに成功することが
あるようだ。何度も試してみて、ようやくお客様に繋がり「行けません」と
伝えることに成功。因みに反応は微妙だった。「何だよこれくらいで来ねぇ
とか言ってんのかよ軟弱だなぁ」と言いたかったのかもしれない。俺なら言う。

 そうこうしている内に、DOCOMO の方に留守電が入っているという
お知らせが表示される。見ると、大阪の本社からだった。

( ´・∀・) 「お? これは、きっと会社のみんなが俺の安否を心配しているに
        違いないよ。しょうがないなぁ、安心させてやるか。」

 ピポパピポ プルルルー ガチャ

( `∀´) 『はい、もしもし。』

( ´・∀・)]q 「イヨゥ、キミタチのアイドル・オケタニです。電話した~?」

( `∀´) 『おー、オケタニさん! 今ねぇ、皆で盛り上がってたんすよ~、
       今頃オケタニさん、地割れか何かに挟まってんちゃうかー、って!』

( ´・ω・)]q 「…」

 ガチャリ

 切ってやりました。

 因みに、SOFTBANK は浜松町に着くまでの間、ただの一度として
通話はおろか、電話をかけるということすらできませんでした。
ただの一度として。一度として!!!

 次にメールの方ですが、地震直後から何人かに安否確認のメールを送って
みたところ、送信はすぐにできていたようです。

 ただ、誰1人として返事を送ってこない。寄越してきやがらない。

 これは決して彼らがオケタニに返信をする気がなかったからなのではなく、
きっと回線が使用不可の状態になっていたからに違いありません。即ち、
有事の際はメールは一切使えない、と。そういう事なのです。ね、づまさん。

( ´ω`) 「あ、メール? そう言えば来てたネ。」

( ´・ω・) 「…」

 一切使えません。

 そして Twitter。ガルネクの次の新曲のタイトルにまでなったかと思いきや、
土壇場で「ヤッベェ流行りものに乗っかろうとしてるのがあからさま過ぎたわwww」
と思ったのでしょうタイトルから消されてしまった Twitter です。

 これが素晴らしい事に、全く問題なく連絡に使えました。相手の端末が
iPhone で、クライアントアプリが Push 通知に対応していればダイレクト
メッセージが届くとちゃんと呼び出しもしてくれるようですし、全く普通に
使えます。

 それだけじゃなく、タイムラインを見ていると現在の各所の現状や
交通機関の状況等、様々な情報がリアルタイムにバシバシ流れてくる。
これは今回、ニュースや知人の安否を確認するのに本当に役に立ちました。
さすがはガルネクが次の新曲のタイトルに使うつもりだったのが土壇場で
「ヤッベェ流行りものに(以下略)な Twitter です!

 …と言うか、Twitter がどうこう以前に、要は電話回線はすっかりアウト
だったのですけれどもインターネット接続・サービスはほとんど遜色なく
使えてた、という事なのでした。ウェブメールもいけてたし、Facebook
なんかも全く問題なく使えていたようです。

 今回は TBS と NHK が Ustream で配信もしていたりとかして、

Twitter / 飯野賢治 Kenji Eno: Twitter、Ustrem、Facebook、どれ …
http://twitter.com/kenjieno/status/46178078015229952

 こういう発言が出るのも、さもありなん、と思ったわけです。

 そうこうしている内に、会社に到着。

 取り敢えず固定電話から電話をかけてみる。

『おかけになった番号は、現在繋がりにくく…』

 ダメだ。使い物にならない。

 相変わらず SOFTBANK にも繋がらない。当然家族割で契約している
づまとの連絡が一切取れない。こんな事ならケチって SOFTBANK なんかに
するんじゃなかった…などとグチグチのたまっていると、

 ふと目に入ったのは

( ´・ω・) 「まさか… いや、もしかして…」

 iPhone に Skype を入れているづまに、連絡できるかもしれない。
という事で、PC の Skype からづまのアカウントにかけてみる。

 プルルルルルー

( ´ω`) 『…もしもしー?』

 つつつ繋がったァーッ!!!

 この後も、お互いの状況を確認するのに Skype でやり取りし、無事に
づまが帰宅するまでを確認することができたのでした。

 災害時、まさかの

   Skype >>>(越えられない壁)>>>携帯電話

でしたよ。これには驚きました。音質もラグも(時々悪くなることもありましたが)
携帯電話以上に良かったし。

Twitter / 中村克海:チェンジメーカー: これを機に災害時用に家族でTwitterアカウントや …
http://twitter.com/K_a_t_s_u_m_i/status/46146153754005504

 冗談抜きでそうかもしれないよ。

食べた

 さて、無事に会社に到着し、取り敢えずやらねばならない事を終えた
オケタニ。

( ´・ω・) 「さてと… 帰るか。」

 浜松町から自宅までは、iPod Touch のマップによると、徒歩で約4時間。
うん、無謀だ。

 だけどこのまま会社にいても何だし、取り敢えず歩けば今夜中には
着くわけで… やっぱり帰って家で落ち着きたい。色々心配でもあるし。

( ´∀`) 「オケタニさーん。」

( ´・ω・) 「お、これは親会社の東京支店の責任者のYさん。
        地震、すごかったッスネー。」

( ´∀`) 「…ねぇ、何で説明してるみたいになってんの? ま、それは
       ともかく。オケタニさん、この後どうするの?」

( ´・ω・) 「ええ、まぁ、帰ろうかと。」

( ´∀`) 「え、でも、歩くと結構遠いんじゃ…」

( ´・ω・) 「…確かに。六本木、渋谷を経由して、二子玉川を通って
        多摩川を渡るコースになりそうなんですが。」

( ´∀`) 「あー、人多いエリアはかなり混雑してて危ないらしいよ~、
       テレビによると。」

(;´・ω・) 「え、そうなんですか?」

 そもそも渋谷はカオスだ、魔都だ。そんなに人がいるんじゃ、きっとこの
騒ぎの中、ブヨブヨの凶悪な面(つら)したオッサンが「息をするのも
めんどくせぇ!」
とか叫んでいてもちっともおかしくはない。

( ´・ω・) 「じゃあやめます。」

( ´∀`) 「そうした方がいいよ。うちの会社も、総務からの指示で全員
       二次災害に遭わないように会社に宿泊という事になったから。」

 という訳で、あっさりと主張を曲げて会社に泊まることになりました。

 会社に泊まるとなると、食料を調達しなければなりません。早速いつもの
コンビニへGo!です。

 ところが、店内は大量の買い物客でごった返している。「もしや…」と
思い、慌てて棚を見る。

(;´・ω・) 「…何も残ってない…(汗」

 弁当、カップラーメン、パン、おかず。見事にご飯になりそうなものは
棚からなくなっているではないか。「サトウのごはん」すら、ない。

 それでも何もないよりはマシだ、という事でいくつかお菓子を掴み、
レジを待つ長蛇の列に並ぶ。

 並んでいる客は、恐らく自分達も泊まりで、会社で待っている人達のための
買い出しなんでしょう、どの客も買い物カゴいっぱいに食料を詰め込んでいる。
当然レジで「ピッ」する量も多く、時間もかかる。遅々として進まない行列が
少しずつ少しずつ消化され、ようやく半分以上過ぎた頃…

( -Д-)つ□ 「カップラーメン追加でーす! これが本日最後になりまーす!」

 コンビニ店員の雄叫びと共に、突然の商品追加フィーバータイム発生ッ!
店長~確変入りましたァーッ!

 途端に棚へ群がる行列客(ゾンビ)達! そして見る見るうちに大人買い
されていくカップラーメン。

(;´・ω・)つ 「あ、あ、オ、オケタニも…」

 しかし、カップラーメンの棚は自分の並んでいる位置からは遥か向こう。
よくよく見るとどの客も2~3人で来ているようで、並んでいる人と
ラーメンを取りに行く人と分かれて、行列の位置はキープしつつ次々と
ラーメンを捕獲していく。こいつらプロや! プロに間違いねぇ!

(;´・ω・)つ 「あ、あ、あ…」

 まごまごしているうちに、ほんの十数秒で再び空っぽになるカップラーメンの棚。

( ´・ω・) 「ショボーン。」

 憐れオケタニ、今夜の晩ご飯は当初の予定通りポテチ羊かん、という事に
なりました。

 ショボーンとしながら会社に戻り、席でもそもそと晩ご飯の用意を…と、その時。

( ´∀`)ノシ 「あ、オケタニさん。こっちこっち。」

( ´・ω・) 「…? 何でしょう。」

( ´∀`) 「ウチの若い子らが、近所のコンビニとスーパーを駈けずり回って
       食料買い出しに行ってきたんですよ。量は結構余裕あるので、
       オケタニさんもどうぞ。」

(;`・ω・´) 「マママ マ ジ で つ か ー ッ ! ?」

 呼ばれて会議室に行ってみると、そこには鳥の唐揚げに各種缶詰め、
サラダにカップヌードル、挙句にカレーライスまでッ!!! 何かよくわからんが
食べるラー油まであるッ!!!

ヽ(´;ω;`)ノ 「ウワーン! いただきまァーす!」

 そんな訳で、無事に暖かいご飯にもありつけたのでした。

 あと、羊かんも、食べました。

 最後に。

 今回の地震で、多数の方が亡くなられたとの事。

 御冥福をお祈り申し上げます。


逃げ出す直前・五秒前。

 今日は何か色々と胃の辺りにズシッと来るような話が多かったオケタニです。

 まぁ、世の中ままならん事も多し、ですよ。

 そんな中、

こんな事を書いたりもしていられるのだから、余裕があるんだかないんだか
わからない、我ながら。

 …とか言うと、また

( =Д=) 「…え? ほなホンマに余裕のない状態にしたろか?」

とか言われかねないので、油断は禁物だ。

 そういった類の戦場ですヨ、毎日毎日ッ(;´・ω・)。

 そんな状態から抜け出したいから、『業界懇親会』などと言いつつ
今日も飲みに行くわけじゃーないのです(´・ω・`)。

 待ってろ・俺の可愛いアルコールちゃん達。


確定申告にイってきました。

 頭のてっぺんから爪の先までどっぷりと、徹頭徹尾サラリーマン根性の塊。
それがそう、俺! オケタニです。人間、会社に隷属し歯車として使われて
ナンボです! あぁッ! 搾って! 搾り取って! ボクの労働力を搾取して、
そして社訓で心を満たし尽くしてェェェッ!

 今日は午前半休を取って、確定申告に行って参りました。

 そんな訳でサラリーマン生活も早十数年のオケタニですので確定申告なんて
縁がないものと思っておりましたが、普通のサラリーマンだって確定申告を
する事だってある。

 それは、そう…

  家を買った時。

  医療費が結構かかっちゃった時。

  そして、無職になった時。

 …という書き方をすると、早とちりでドジだけど何故か気・に・な・るアイツが

( ´Д`) 「えッ、遂にオケタニ君、会社クビになっちゃったのッ!?」

などと言ってくる恐れがございますが、大丈夫ですッ! まだ皮一枚で
ギリギリ何とか繋がっておりますッ!

 …などと実情を晒してどうするのだ、と思いつつ、実を言いますと…


 「う~~ お金お金

 今 微々たる収入を求めて全力労働している僕は中小企業に勤める
ごく一般的な(三十代後半の)男の子

 強いて違うところをあげるとすれば節約に興味があるってとこかナ―

 名前は オケタニ ケイジロウ

 そんなわけで近所にある病院に(割と頻繁に)やって来たのだ

 ふと見るとベンチに一人の若い男が座っていた

 ウホッ! いい税務署員

 そう思っていると 突然その男は 僕の見ている目の前で
申請書類を取り出しはじめたのだ…!

 「(確定申告) や ら な い か

 そういえば この国は 医療費が年間で10万円を越えた場合に
確定申告をすると還付金が出る
ということで 有名なところだった

 (たとえ少額でも)お金に弱い僕は 誘われるまま ホイホイと
確定申告書等作成コーナーについて行っちゃったのだ


 …という事なのでした。(「くそみそ」ネタ好きですみません。)

 数年前に家を購入した時に既に確定申告は初体験済だったので、書類の作成は
先週の週末に自宅でサクサクと済ませまして(領収書をひっくり返して明細書を
作らなければならないのでその時間はそこそこかかりましたが)、いよいよ本日、
印刷した申請書類と領収書の束を持って、

(もうええっちゅうねん。)

 前回来た時は時間帯や時期(かなり期限ギリギリだった)が悪かったからか
結構並んで待たされたという記憶があったのだが、今回は朝一という事も
あってか申告書類の提出カウンターの行列もこれまたサクサクと進み、
予想していたよりも遥かに早く申告完了、となりました。

 もうちょっとがんばれば別に半休取らなくてもよかったんじゃないの?
という程の所要時間にて本日の私用ミッションは無事コンプリート。
これで無事に還付金として何がしかのお銭がいただける、ってー寸法なわけです。
ニシシシ。

 いや、もう、ホントに しーましェーン!!

 冒頭にて全く心にもない事を抜け抜けと発言致しました事を深くお詫び申し上げます。

 そんな事よりも、こんなくっだらねぇもん書くのに無駄な時間かけやがって!
…ですって? いやはや、ご尤も。(´・ω・`)。