ゲーム屋はソーシャルアプリに向かないのか?

 ここんところまた寒くなってまいりましたネ!!!という訳で週末は
完全にヒキコモリ状態のオケタニです。夫婦揃ってヒキコモリです。何とも
生産性の乏しい、昨今の日本を象徴しているかのような生活です。
よくないのぅ。

 今週~来週は営業や打ち合わせでお客様の訪問だったりショー・
イベントだったりで外出機会の多い週になるのですが、寒いのは
辛いです! 辛いデスゥ! オケタニが外に出ている時だけ、
もー少し暖かくならないものですかね? 何とかなりませんかね?
どーですかねぇ?(←曇天の空をじとーっと見つめながら。)

 そんな訳で、今日は品川の某社にお伺いしまして、色々とお話を
聞いてきました。

 最近すっかりソーシャルアプリ絡みの話ばっかりしているような
気がするのですが、今日伺った先でもそういう話が出てきまして、
色々と巷に流れる噂とかどーなんでしょ?と訊いてみたところ、
ゲーム大手各社さんもそれぞれ本格参入に向けてアレコレ動き出して
モニョモニョ…みたいな話でした。

 今日 Twitter を見てたら、

「ソーシャルゲームの企画ってゲーム屋さん出身ではなく、
 WEB屋さんのが向いてると思う。」

という発言をされている方がいて、確かに現状ではメジャーな
アプリはWEBサービス・アプリをメインでやっているところが
大勢を占めているもんなぁと思う一方で、「え、そう?」と
思う節もあったりして。

 今のところ、ソーシャルアプリって「どうやって他のユーザーとの
繋がりを楽しませるか」というところに重視している一方で、
「ゲームをどう遊ばせるか」という点がちょっとおざなりになってる
感のあるものが多いんじゃないかと思うんですのね。その辺は、
確か島国大和さんだったかも指摘していたような記憶があるんです
けども。

 で、この先ソーシャルアプリがどうなっていくのかと考えると、
どの方向に向かうかをともかくとして、いずれにしても「リッチ化」
に向けて進んでいくのは間違いないんじゃないかと思うんですよ。

 この場合の「リッチ」ってのは、例えば下記のようなものが
考えられるんじゃないかと。

(1) 見た目・グラフィック
(2) コミュニケーションの手段
(3) ゲーム・遊ばせ方のボリューム

 もちろん新しいアイディアのコミュニケーション方法なんかが
出てきたらそこにガーッといく場合も当然あるわけですが、いずれに
してもよりリッチなコンテンツをみんな求めるようになるんじゃないか、
と。ファミコン→スーファミ→プレステ、みたいな。そういう進化を。

 見た目やグラフィック、アニメーションというのは、既にそういう
傾向が出てきてるわけです。Facebook なんかでは。近い将来、
その波は多分 mixi なんかにも来るんじゃないかなー、と予想して
おりますが、ゲーム屋としてはやはり「もっと面白いゲームを
出した方がいいのでは?」という方向に行くでしょ。

 そういう話になると、多分今ソーシャルアプリを作っている人は
「わかってねーなー、ソーシャルアプリってのは求められてる
ものが違うんだヨ」って言うんじゃないかと思うんですけども、
いや、実際その通りだと思います。ユーザーが求めているのは
「ゲーム」じゃないんです。「つながり」なんだと思うんです
(すげぇ端的に言ってます。「考え浅~ッ!」とか言わないで~)。

 ゲームの企画屋さんと話してると、確かにその辺を理解されて
いない方も結構いるように感じるのですが、そろそろゲーム屋でも
ソーシャルアプリの、そういった「肝」がわかっている方も
出てきておられます。おられるんじゃないかな、みたいな。

 そういう人が真剣に「ゲーム」でユーザーにソーシャルな
エンターテイメントを提供するようになったら、果たして
どうなるのか…?と考えると、中々面白いことになるんじゃないの
かなぁ、と。ビジネス的にも。

 …と、何かまとまりのない文章になってしまいましたが、
多分かなり近い将来にそういう状況が見られるんじゃないかな、と。
今日話を聞いていてそう感じたので、備忘録的に思いついた事
書いてみた。

 今以上に群雄割拠になるかもなぁ。もしくは、その前に1回くらい
弾けちゃうかもしれないけど。「バブル」が。

 何よりも先に自分が弾けちゃったりとかして!!! ってな事に
なったら困るけど(;´∀`)。


【オケタニ的ニュースウォッチ】倖田來未オリジナル音声ナビ搭載カーナビ『KODA KUMI Driving Navi ~倖田組~』発売!

 ニュースチェックしていたらふと目に入ったこのニュース。

INFORMATION:倖田來未(こうだくみ)OFFICIAL WEBSITE
倖田來未オリジナル音声ナビ搭載カーナビ
『KODA KUMI Driving Navi ~倖田組~』発売!

http://rhythmzone.net/koda/information/100201.html

アーティスト初!倖田來未による交通音声ナビを搭載したカーナビが
発売決定!
目的地までのナビゲーション以外にも、カーナビ史上初の機能として
全国141箇所のリコメンドデートスポットが登録してあり、その
スポットに近づくと倖田來未からの音声コメントが流れるシステムも
搭載!!
本体、付属ソフトケース、パッケージもひょう柄で統一された
オリジナル仕様。

倖田來未、カーナビの声を担当 | MTVJAPAN
http://www.mtvjapan.com/news/celebrity/17214

デビュー10周年を迎え、記念すべき年に相応しい様々な活動を
行っている倖田來未。今度は倖田來未モデルのポータブルナビが
登場した。
このポータブルナビでは、倖田が運転をナビゲーション。
アーティストとしては初となる、本人音声によるガイダンス機能を
搭載したスペシャルモデルとなる。
また、カーナビ史上初めて、全国141箇所のリコメンドデート
スポットを登録。そのスポットの1つ1つに本コメントが収録されている。

 倖田來未が喋る、と言われると即座にこれ↓を思い浮かべて
しまうんですが…

YouTube – 友近 – 來未(クミ)先生

 こんな感じで

『今日、メッチャええ天気やで! さ、出発しようや! ナ!』

とか

『やっぱりー、次の交差点で左曲がった方がええと思うねんな!』

とか

『目的地着いたで! 最高の思い出、作ろうな!』

とか言われたら、3秒でそのカーナビを窓から放り投げると思います。

 因みに、オケタニの愛車に付いてるETC車載器は、購入時に店頭の
POPに

「あの【浅倉南】がしゃべります!!!」

と書いてあったのを見て即買いした物でした(;´∀`)。だ、だって、

『もう、タッちゃんたら。ETCカードを入れなきゃダメでしょ!』

とか

『カッちゃん、南を目的地へ連れて行って…』

とか言われたら…ッ! 言われちゃったら…ッ!? い、言われたいィッ!!!
ってなっちゃったんだもの!!!

ヽ( ´・∀・)ノシ 「エェーッ!!! 南ちゃんが喋ってくれるんだって!
          これこれ!これにしよう!!!」

と言って箱をレジに持って行った時に、

( `ω´) 「…ヘェ~。」

と言う、づまの冷ややかな視線が、忘れられません。

 まぁ、実際買って付けてみたら普通に「料金は、1,300円です。」
とか「カードが、挿入されていません。」とかしか言わないんです
けどね(´・ω・`)。

CY-ET909D/CY-ET909KD[アンテナ分離型 ETC車載器] | Panasonic
http://panasonic.jp/car/its/products/ETC/ET909/
(※オンラインカタログに日高のり子さんの事が記載されてます。)

↑使用金額が1000万を超えたら
セリフが南ちゃん仕様に変わる
という裏技があるとかないとか!?
「隣の喫茶店の幼馴染」が
ドストライクな世代のキミ、
ぜひトライしてみてくれッ!!!


【オケタニ的トレンドウォッチ】最近のTwitterの利用方法

「ツイッター」で退任報告 米サンCEO、「俳句」で締めくくる
@NIKKEI NET(日経ネット)

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100205AT2N0402305022010.html

【シリコンバレー=田中暁人】米サン・マイクロシステムズの最高
経営責任者(CEO)だったジョナサン・シュワルツ氏は、3日付で
同社を退社したことをミニブログ「ツイッター」で明らかにした。
「最後は俳句で締めくくる」とし、英文形式で「金融危機、顧客停滞、
職失う」(Financial crisis/Stalled too many customers/
CEO no more)とつぶやいた。

 サーバー大手のサンは金融危機で業績が低迷。1月27日付けで
企業向けソフト大手の米オラクルに買収された。シュワルツ氏は、
サンCEO在任中からブログやツイッターを使って近況報告する
ことで有名だった。

 Twitter でこのニュースをネタにしたのは、最初にこのニュースを
見た時に『退任報告』をマジで『退任勧告』と見間違えて

(;´・Д・) 「エーッ!? 最近は何でも Twitter で、みたいな流れも
       確かになくはないけど、クビ切りも Twitter 経由、って
       どーゆー仕打ちやねんッ!!!」

と一瞬本気で焦ったからなのでした。

 さすがにそれは間違いだとすぐに気付きましたが、いずれはそういう
話もなくはないよナァ( ´・ω・)…とも、少し思ったりもします。

 と言うのも、最近の傾向として、例えば講演なんかで Twitter の
実況を会場に映しながら
行なったり(前に行ったこのシンポジウムでも
そうでした)、

結婚式の報告だったり

ギーク、結婚式の祭壇上からTwitterにつぶやく @TechCrunch Japan
http://jp.techcrunch.com/archives/20091202facebook-wedding/

「1日1アプリ開発」プロジェクトで有名になったプログラマーの
Dana Hanna(@TheSoftwareJidi)が結婚式の祭壇上で
FacebookとTwitterにメッセージを投稿した。花嫁のTracyも
その時まで計画を知らなかったという。彼女も感激したことだろう。

就職活動だったり

ECナビがTwitterで採用活動 つぶやきで学生38人が集まった
インターネット-最新ニュース:IT-PLUS

http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMIT00000003022010

価格比較サイトを運営するECナビが、1月下旬から「Twitter
(ツイッター)」を使った採用活動を進めている。対象は2011年
3月卒業予定の大学生。説明会の告知や学生からの返信はすべて
Twitterを使い、2月2日と3日に開いた会社説明会には、38人が
東京・渋谷のECナビ本社に集まった。

「Twitterのつぶやきを本格的に使ったのは、日本では初めてでは
ないか」とECナビの宇佐美進典社長が語る今回の新卒採用活動は、
社長本人の1月20日のつぶやきでスタートした。このつぶやきに
ReTweet(RT)という機能を使って「ECナビ入りたい!」と
返信した学生が、会社説明会に参加する権利を得る仕組みだ。

企業の広報・販促活動だったり(※注)

広報や宣伝、販促活動としてのTwitter活用法は? – 記者の眼:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20091020/339157/

新規顧客にはニュースリリース。コアユーザーにはTwitter。
|News2uリリース活用事例

http://info.news2u.net/showcase/news2u_release/000474.html


※注:こういう失敗例もありますが。これはこれで Twitter らしい。

Twitter / kenji eno
http://twitter.com/kenjieno/statuses/8669150404

UCC Good Coffee Smileキャンペーン:コーヒーストーリー
(エッセイ)コーヒーアート作品募集!| UCC上島珈琲

http://www.ucc.co.jp/gcs/twitter.pdf


政治家が国会を実況したり、と

日本の政治家もTwitter活用 国会を“生中継” – ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/18/news019.html

ミニブログ「Twitter」は、バラク・オバマ米大統領などが活用
していることで知られているが、日本の国会議員も使い始めている。
政治の動向についてコメントしたり、国会などでの議論の様子を
投稿しており、議員の活動にリアルタイムで触れられる。

割と何でもあり、みたいになってきてるように感じる昨今だからです。

 Twitter という「ツール」の面白いところに「実際に今皆が
何に注目しているか・何をネタにしているか」がリアルタイムで
フィードされてくる点がよく挙げられてますが、確かに Twitter だけ
横目で見てたらニュースもポロポロと入ってくる(因みに昨日の
朝青龍引退も Twitter で最初に知りました)のでニュースサイトを
いちいち追っかけなくても結構な情報が次々と手元に落ちてくる、
「ニュースウォッチツール」という点でも非常に便利な「ツール」だ、
と改めて感じてます。

 まぁ、それがすぐに仕事とかに活用できてるわけでもないですが。
今のところは主に、自分の知人が今何やってる・考えてるのか・とか、
誰とどういうネタの応酬をしているのか・とかを見て楽しむ
ソーシャル的な「エンタメ」の要素が濃いかなぁ。

 因みに、ニュースのチェックは Twitter 以前から Google リーダー
RSS フィードをまとめて、ブラウザを開きっぱなしにして新着が
入ったら覗く、という形でやっていたんですが、フィードが増えていくに
したがって当然新着が入ってくる数も多くなり、ともすると仕事
そっちのけで次々に入ってくるニュースを追いかけ続けなければ
ならない、という状態になってしまうので最近は

「仕事中は Google リーダーを開かない」

という決まりごとを作ったりなんかしてます。それじゃあニュースが
即時押さえられねーじゃん(´・ω・`)、ってなるんですがね。

 その辺の補完、という意味でも Twitter の存在は助かるかなぁ。

 …ま、若干 Twitter も同じような状況になってきてるような気も
最近しなくもないですが(;´・ω・)<アカンヤン。

 その内、死ぬ寸前に「心臓止まりそう なう」とか「心臓マッサージ
してるナースのおねえさん超かわいい!みwなwぎwっwてwきwたw」
とかつぶやく奴も出てくるかもしんねぇな(;´∀`)。

 取り敢えず、社長から

( =Д=) 「ほな、お前を世界に先駆けて Twitter 経由でクビに
       された男にしたろか?」

とか言われないようにがんばりたいと思います(((((;´・ω・)))))。