「サムスンが中国からフッ化水素を調達する」関係のニュースの中でもかなり信憑性ありそうで読み応えのある記事がこちら。

サムスンはなぜ中国からフッ化水素を調達したのか? (アゴラ)

サムスンはなぜ中国からフッ化水素を調達したのか?(特別寄稿) – アゴラ

仮に中国産の純度の落ちるフッ化水素をラインに使おうものなら工場の歩留まり(製造量に対する定格合格品の比率)は大幅に落ちざるを得なく、企業経営としてはかなりのマイナスになる。少し待てば日本から個別輸出許可が降りてフッ化水素が入ってくる見込みが十分あるのだから、本来現段階でそれほど無理をする必要はない。

この行方不明のフッ化水素について一部では「北朝鮮へ横流しされている」という根拠薄弱な風説が飛び交っていたが、私からは前回の記事で「北朝鮮が超高純度フッ化水素を必要とする理由はなく、日本のフッ化水素は韓国資本の中国の半導体工場に流れている可能性が極めて高い」

現状では韓国企業の仲介貿易は「合法」であるが、8月下旬以降韓国がホワイト国から外されるとそれ以降韓国の無認可での仲介貿易は「違法」となる。逆に、日本政府としては、仲介貿易を管理しようとするならば韓国をホワイト国から外さなければならない

中国の半導体材料メーカーを育成することを選択肢として本格検討していると思われ、そのための第一歩として中国からのフッ化水素の調達が始まった

現状サムスンが取りうる選択肢としては最善のものであり、さすがの判断

今韓国が何かするとすぐに北や北やという話になりがちだけど、事はそんな狭い範囲の話ではない、という。国政情勢ってホント複雑で陰謀みあっておもしろい。

そして相変わらず工業面での日本の競争力の後手後手感はヤバみあって震える。


「小鳥ピヨピヨ」の人の「新卒一年目でサポセンやってたときの話」は成功者の独り善がり。

ネットの有名人・いちる氏のブログを読みました。(仕事しろよ)

新卒一年目でサポセンやってたときの話:小鳥ピヨピヨ

今でこそ誰もが知るサービスを産み出し活躍してきたいちる氏にも最初は苦労してたんだなぁ…しかもこんなブラックな環境で! でもそこで踏ん張ってがんばってきたからこそ、その後の飛躍があるんだ。諦めずに志を高く持って進めば事態はいずれ変わるんだ!! よし、オレもがんばろう!!

…という読み方でいいとは思っています。正直自分もそういう体で読んだし。やっぱりねぇ、信ずる者、努力する者、前進する者は救われる、って思いたいじゃない。それに、割と冗談抜きで「言霊」ってあると思うんですよ。言ってれば本当にそれが実現しちゃう、的な。オケタニもそういう経験が何度もあったので、それは本当にバカにならないと思っております。

ここまでがカセットテープで言ったらA面。本でいうなら上巻。

で、ここからがB面。下巻。

新卒一年目のことは、今でも鮮明に覚えている。

よく辞めなかったなと、我ながら感心する。

同じようにモヤッている新卒の方々のために、僕の体験談を記しておこうと思う。

ちょっとモヤッっているのが、この話をモヤッっている方々が鵜呑みにしちゃうのもどうかな、と思った事です。

そもそもこのブログを読んでいるのは何故か。いちる氏が有名なサービスを立ち上げて成功した有名人だからなんですよ。成功者なんです、この人は。

ですが、残念ながら社会ではこういう名も実も伴った成功を収める人って本当に一握りなわけで、ここに書かれていることを「ああ、そうか、こうしていればああなるのか」という風に飲み込んじゃったらはそれはちょっと違うかな、と思ってしまうわけです。凡人は。

もちろんこれを読んで鼓舞されてがんばれる人はたくさんいるだろうし、それでいいとは思います。が、後になって「あの時ああしていて良かった…ありがとう! ありがとう!!!」と思えるような状況になれる人って多分その中の何十分の一か何百分の一とかしかいなくて、そうじゃない人からすると「何だよ、ああ言ってたから俺がんばったのに、全然違うじゃねぇかよ…」とますます闇堕ちしてしまうんだろうなぁ…という絶望的な事になる側面もあるんだろうな、と。そういう想像をしてしまう内容でした。

何か回りくどい言い方にしかならないので、俺何でこれ書いてるんだろうとかちょっと今思ってますけども。端的に言うと、成功者は時に無意識に傲慢ですなぁ、と。そういう感じ。

いらすとや 喜ぶ人を羨む人のイラスト(男性)


「仮面ライダーゼロワン」で子供たちの将来の夢が「社長」に…はならなさそう。

いや~来ましたね、新仮面ライダー!

仮面ライダー01 メインビジュアル

仮面ライダーゼロワン|テレビ朝日

平成仮面ライダー20作品記念公式サイト | 東映

最初から複数ライダーで、フォームチェンジも豊富そう。軍隊のような機関が敵と戦っているところに新たな勢力としてゼロワンが乱入してくる的な展開は仮面ライダーカブトっぽいなぁーッ!と、仕事そっちのけでPVを見ております。

主人公が「社長」っていうところが今回売りの1つみたいですが、ティザーを見る限りでは元々社長だったんじゃなくてご都合主義的に社長になっちゃった的な感じみたいで、あまり社長社長した社長じゃなさそう(←よくわからない表現)。特撮ヒーローで「社長」と言えばやっぱりアイアンマンのスターク社長だと思いますが、ゼロワンに変身するのは引き続き見た目のチャラめのお兄ちゃんだし結局「なんちゃって社長」でしょ?と思うと後半はあまり社長である意味合いはストーリー上はなくなっていくような予感もします。

「世界の平和も大事だけど企業としての利益はもっと大事… ヒューマギア=人工知能を否定しちゃったらうちの商売もあがったりやんけ!戦うのやめたろ!(^q^)」という社長という立場の葛藤とかも描かれるんですかねぇ。わかりやすいのは「自ら思考して成長する人工知能に、人間と違いはあるのか?」みたいなテーマだとは思うんですけども。

最近仮面ライダードライブを見ていて「三条陸脚本はやっぱり至高…!」「竹内涼真カッコイイ…!」となっているので、ああいうドラマを見たい見たい病に罹っているだけかもしれない。

 

前回の総括ライダーである「仮面ライダーディケイド」の直後の「仮面ライダーW」は個人的には超名作だと思っていますので、今回の総括ライダー「仮面ライダージオウ」の後のゼロワンにも期待せざるを得ない。ニチアサはやっぱり最の高やでぇ~!!!