サッカー見てるとよく観客が歌っている「♪ニィッポ~ン ニィッポ~ン
ニィッポ~ン~♪」という応援歌がどーにもバ○っぽく聞こえてしまうので
何だかあんまり好きになれないアマノジャク。そうですオケタニです。
○カっぽいという点では「♪オーレー オレオレオレー♪」も同じくらい
バ○っぽいんですけど、それに続いてガチャピンが「♪すごいチャーンス
ねらえチャーピオン♪」って歌うと思わず「いまがチャーンス!」って歌って
しまうから不思議! ガチャピンさんスゴい!!!
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そんな訳で、ロンドンオリンピックが始まりましたのでこの週末、特に
夜から深夜、明け方にかけてずーっとテレビに齧りついてしまう日々を送って
おりました。
サッカーは男子・女子共に決勝トーナメントに進出決定したり、水泳の北島
康介が100mで残念な結果に終わった一方で17歳の萩野公介が400mメドレーで
あのフェルプスを破って銅メダル取ったり、女子ウェイトリフティングの
三宅宏実が遂に念願の銀メダルを取ったり、と序盤にして既に話題満載で
ありますが、柔道ファンのオケタニとしてはオリンピック序盤と言うとやっぱり
柔道がアツいわけでして。
ロンドンオリンピック、柔道男子60キロ級の平岡拓晃選手が、銀メダルを獲得 しました。 決勝で敗れ、銀メダルとなった平岡選手は、「北京オリンピックで負けて、この |
東京新聞:二大看板共倒れ 柔道女子 ミス続き大誤算:スポーツ(TOKYO Web)
過去3年間の世界選手権で決勝進出を逃したことのなかった48キロ級の福見 友子(了徳寺学園職)と52キロ級の中村美里が、そろってメダルなし。「確実に (金メダルが)取れる階級」と自信を持っていた「二大看板」の共倒れは完全に 想定外の事態だった。 |
女子2階級がいきなりのメダル無し、というのはショックだった一方で、
北京で初戦敗退の憂き目を見た平岡がメダルを獲ったというのは嬉しいニュース
ではあるんですけども、それでも「悔しい」というコメントが出る。それが
日本にとっての「柔道」という競技なわけですね。
で、そんな中、昨日見ていてとんでもない展開だったのが男子66kg級準々決勝。
五輪柔道:旗判定やり直しで、海老沼が準決勝へ- 毎日jp(毎日新聞)
審判に向かって大ブーイングが起きた。柔道男子66キロ級準々決勝。最初は 相手の韓国選手に旗3本が上がったが、本部席にいる審判委員(ジュリー)から 異議が出た。畳にいる審判3人が協議の末、もう一度、旗判定に。やり直しは、 今度は海老沼に旗が3本上がった。韓国選手はしばらく畳から下りようとしない。 後味の悪い試合ながらも、海老沼が準決勝に進んだ。 |
これ実際にリアルタイムで見てましたが、相手選手の「指導」狙いの頻繁な
かけ逃げ、反則スレスレの脇固め、中々組みに行かない組み手争いの一方で、
「有効」を無効にされた投げをはじめ海老沼にはポイントになる投げがいくつも
あり、攻めも終始積極的だったので延長線が時間切れになった時に確実に
海老沼の白旗が3本上がると思っていたら青旗が3本上がったので、思わず
夜中に「えぇーッ!?(;´・ω・)」って叫んじまいましたもんな。
で、その上、審判3人呼び出し→説教(っぽかった)→再判定→白旗3本、
という流れは本当に悶絶しちまいましたよ。こんなん初めて見た。
今回の件では「一度審判が下した判断を覆すのはおかしい。韓国選手カワイソウ」
という論調も非常に多く見受けられるんですが、個人的には「レベルの低い
審判によって不当な判定がまかり通らなくて良かった」と思ってます。
「フィールドでは審判が絶対!」という考えの人もいるでしょうけども、
オケタニはそうは思ってません。相撲の物言いにしても、各種スポーツの
公式戦におけるビデオ判定にしても、それが導入されているという事の意義と
現実を見れば当然の事ではないですかね。
これはちょっと穿った見方ですが、国際柔道の政治的な背景に起因してた可能性も
あったと思う。
1995年 – 2007年 パク・ヨンソン(朴容晟、 韓国) |
12年という長期に渡って韓国が国際柔道連盟の会長を務め、その後欧州勢との
権力争いによって退くことになりましたが国際柔道界における韓国の力が非常に
強いだろうという事は想像に難くない。
【IJF】国際柔道連盟に日本人理事ゼロの危機。韓国人会長と欧州勢との権力争いが深刻化 [09/04]
要するに、「この3人の審判が韓国に有利になるようなジャッジをしていた」
という可能性も、あるわけです。試合中、中々チョ・ジュンホのかけ逃げに
「指導」出さないなーとか、そういう雰囲気もなかったとは言い切れない感じ
だったし。
今回もし青旗3本が妥当という事で終わってしまったら「やっぱり不正が
あるんじゃないの…?」という疑惑はどうしても払拭できないでしょう。
まぁ、今回は韓国側がそう主張してますけども。
【五輪柔道】旗判定覆る…韓国「日本に審判委員が買収されたのでは?」「五輪精神踏みにじられた」「大韓柔道連盟は抗議しろ」 – キムチ速報
韓国メディアによると、バルコス委員長の発言を受けて韓国のインターネット上は 激怒する声が溢(あふ)れた。「日本に審判委員が買収されたのでは?」「五輪の 精神が踏みにじられた」「大韓柔道連盟は、覆った判定に抗議すべき」などの 書き込みが集まったという。 |
そう言いたくなる気持ちは、まぁわかるけどね。逆の立場だったら、そう
思うだろうと思う。多少の優劣の差に関してはそっと視線をそらしつつ。
結局のところ、勝った方も負けた方も、何を求めるかって「公正さ」を
求めるんだよ。そうである以上、より公正であるシステムが必要になるのは当然
なんであって、そのためにはジュリー(審判委員)やビデオ判定というシステムは
今後も必要なのは変わらない。
男子柔道の篠原監督は「疑惑の判定」で涙を飲んだ1人なので、さすがに
青旗3本上がった時はモーレツに抗議してたなー。
結局その後、海老沼負けちゃったけどね…(´・ω・`) でも銅メダル、がんばった!
まだ若いんだし、リオデジャネイロでまたがんばってほしい( `・ω・´)!
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「柔道」と、国際柔道であるところの「JUDO」の違いについても色々感じる
ところがあるんだけど、素人だから的を外してそうな気がするので書かないでおこう。
取り敢えず、日本柔道界は、世間一般的にも一番求められているし選手も
最も目指すゴールが「オリンピック金メダル」である以上、「JUDO」の研究と
対策にもっと力入れてくれよ!!!というのが一柔道ファンの願いであります。
今回のオリンピックでは、2008年まで主流で全世界的に流行していた「タックル
型」がルール改正で使えなくなったので日本有利になるのかな~と思っていたら、
体格に任せて奥襟から背中にかけて掴んで押さえつける「欧州型」と、組手争い
重視の「中韓型」を各国が編み出してきている感じ。中・軽量級では前者が有利
っぽい雰囲気だけど、日本柔道も「正道」ばかりじゃなくてルールの裏を欠いた
スタイルとか編み出す「邪道」を考案してもいいんじゃないかなーと思うけど。
まぁ、「日本柔道」=「王道」である以上、あんまり好まれないんだろうなぁ。
そして、だからこそ「金メダル」のみが求められるんだろうね。
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やっぱりオリンピック楽しいわー!( ゚∀゚)
おかげで寝不足気味だけどな!(ρw-).。o○
今日はもっとサラリと書くつもりだったのに、結局ウダウダと書いちゃったい。
今回のオリンピックの柔道ってことごとく判定がビデオ判定で覆ってません?
有効が取り消されるくらいならまだしも、技ありが一本に変わったり、一本が技ありに変わったりと、ペースが乱れること度々(がっついて見ていたわけではないですが)
『より正確な判定を』、という事なんでしょうけど、間近にいる人間より、ビデオが優先されるなら副審要らないですよね。
ま、日本頑張れ!ということで無理やり締めます。