そんな訳で出発が遅れたりといった舞台裏もございましたが、
行ってまいりました JAMMA ショー。
今更こんなところでショーの所感なんか書いたところで然程意味は
ないと思いますが、いつも通りブースはほとんど見る暇もなく、ただ
ひたすら『知り合いに捕まる→喋る→「じゃ、また今度飲みにでも
行きましょー!失礼しまーす」→別の知り合いに捕まる→喋る
(以下無限ループ)』状態でした。要するに、ほとんど見てない
という事です。いつもの事いつもの事。
会場を出る頃には喉が枯れてるのも、いつもの事いつもの事(‘A`)。
(出展側だった頃に比べると、全然楽ですけどねぇ。「お客さん」で
来ることの何と楽なことよ。)
でも、こういう時にこそ普段お会いできない方にお会いできたり、
業界の隅っこの方でひっそり生きてますよ~アピールができたりも
するので、オケタニ的には有意義な1日でございました。会場で
お見かけはしたものの、こちらが誰かに捕まってたりなんかして
お話できなかった方もたくさんいましたけども。不義理で申し訳ない
限りであります。
それにしても、年々感じる事ですが、ホント JAMMA ショーって
随分寂しくなったものだよネ。オケタニがAM業界にドップリ
浸かってた頃から AOU ショーの方は存在意義が問われては
いましたけども、各社(特に大手)とも JAMMA ショーよりも
自社で行うプライベートショーの方に新作発表の力を入れている
現状では、JAMMA ショーも最早「挨拶大会」と化してしまって
いるように感じます。
この不況の最中、そうそう東京までの旅費も出してなんか
いられない会社も多いでしょうし、出展する側も大金をかけて
ブースを華やかにする余裕もなく、展示内容にしても人出にしても
何だかお寒い状況だなぁ、と感じざるを得ないショーでした。
何か色々と、「お寒い」噂も聞いたしネ。
( ´・ω・) 「…こんな状況が続くようなら、来年辺りは社長も
わざわざこのショーのために大阪から東京まで
来るようなことはなくなっちゃうんでないのかね。」
( =Д=) 「いや、それでも俺は来るで。」
( ´・ω・) 「ホウ。何で?」
( =Д=) 「ショーの終焉に立ち会っておきたいからな。ショーが
なくなってしまった時に、『ああ、あの最後の
JAMMA ショーね! ボクもアレは行ってましたわー!』
って言いたいからな。」
(;´・∀・) 「なるほど。そういう見方もありか。」
オケタニがこの業界に入った時は、正に格闘ゲーム全盛期。当時の
ショーでは自社とライバル社が通路を挟んで向かい合い、それぞれの
新作格闘ゲームをまるで睨み合うかのように向かい合わせで展示
していて、その間に大量のゲーマーやコスプレイヤーが行列を作って
プレイしていて。そんなあの頃を思い返すと、こんな時代が来ようとは
当時はとても考えられませんでした。
一応AM業界出身のオケタニとしては、「ゲーセン復活!」を
心から願ってやまないのです。がんばれAM業界ヽ(`Д´)ノ
数年行ってないけど、そないにさみしくなってんねや。
ウチら世代はゲーセン(敢えてアーケードとは言わん)で育ってきたからなぁ。
なんとか火を消さずに頑張ってもらいたいところやな。