たまには漫画の話もする。だって漫画大好きだもん。
そうは言いつつも、主に財力的な理由で大体新刊とか作品漁りは
漫画喫茶に頼らねばならないわけですけども(´・ω・`)。
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最近読んで、「ほほぅ…」と思ったのはこちら。
『君に届け』 椎名軽穂
そもそもオケタニ、少女漫画は結構好きな方でして、中学生~高校生の
時分は兄(姉妹はいません)が買ってくるのを一緒に読み、大学の時は
生協で買うとちょっと安いんですけどもさすがに自分で買うのが
恥ずかしかったので外の本屋に買いに行くのですがその際も手には
「お兄ちゃん、LaLa とマーガレット買ってきて。トモミ」と書いたメモを
握り締めて尚且つ
( ´・ω・) 「え~と、マーガレットは、と… ああ、あった、これか。」
と独り言を呟きながら買い(レジでは当然これ見よがしにメモをレジ台に
置く)、彼女ができた時は何が嬉しかったって「生協で LaLa 買ってきてッ!」
とお願いできるのが最大の喜びでしたし、少女漫画を貸し借りする女友達も
いた(オケタニは白泉社派、その娘は講談社派だったかな、確か)という
オケタニですが、今なら堂々とりぼんだって買えます(`・ω・´)。
…とは言いつつも、さすがに最近は話題のコミックをちょっと読む
くらいですが、アニメ化もしてかなり人気のあるという『君に届け』を、
ようやく最近読む機会がありまして。
じつはまだ3、4巻くらいまでしか読んでいないのですが、これ
読んで思ったのは、何だか『少年漫画』風の漫画だよなぁ、という
感想。
普通、少女漫画って「男女の関係」が主軸で、女同士のやり取りは
サブ的な扱い、更に主人公以外で重要なポジションにいるのは大体
主人公とは敵対する関係にいるキャラがメインになるのが一般的だと
思うんですが、この漫画だと女同士の友情が全面にフィーチャー
されてて風早くんとの恋愛は何かサブっぽく見えるんですよ。
展開も何となく少年漫画の王道である「努力・友情・勝利」(ま、
最近のジャンプ漫画の主流は「努力・友情・血筋」なんだそうですがw)
が根底にあるように感じられるし。無条件に周囲が主人公の元に
集まってくる辺りも、どことなく少年漫画的だ。
そういう見方をすると、少女漫画は手に取らないという大きなお友達や
オジサンにも一度目を向けていただきたい作品ではあります。
さぁ、恥ずかしがりやサンのキミも、早速メモを手にして書店にGo!
この先の展開がどうなっていくのか、まだまだ先の巻があるので
次に漫画喫茶に行くのが楽しみです(´・∀・`)。
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少年漫画の王道が「努力・友情・勝利」なのであれば、少女漫画の
王道は「実は美少女」ではないか、という論はどなたか主張
なされていますかね?
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閑話休題。
以前『聖☆おにいさん』について書いたことのあるオケタニですが、
最近読んだものだと、これが面白かったですね。
『テルマエ・ロマエ』 ヤマザキマリ
まぁ『聖☆おにいさん』と言っていて次にこれが出てくるというのは
大体予想通りだと思いますけども(;´∀`)。正直この発想はなかった。
読んでる間中、ニヤニヤしっぱなしでしたお。
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最早内容の如何に関わらず、作者買いしているのがこの人。福満しげゆき。
初めて手にとったのは『うちの妻って』の1巻だったのですが
妙にハマってしまいまして、以来見つけたら手当たり次第に
購入しています。
たまに「オケタニくんって潜在的には根暗だよネ」と言われたりして
ドキッとすることがあるんですが、作者の卑屈さとかすぐに落ち込む
弱さや性格の暗さだとか、そういう所が妙に自分と被ってしまい、
ついつい読んでしまうんです。
そういう意味では、万人向けとは言えないかもしれない。
心が弱い人向けです(;´∀`)。
因みに、この人の漫画に出てくる「妻」さんは実物は非常に
きれいな美人さんで、最近のバージョンよりも初期の頃の絵柄に
よく似ている(最近のバージョンは、だいぶ記号化されているんだと
思う)のですが、時々このブログにも出てくるうちの「づま」は
多分「妻」さんよりも最近のバージョンの「妻」の絵に似ていると思う。
↑初期の「妻」さん。元ギャル(っぽかった。「ウケルー」とか
言ってた、と描かれてる)。
↑最近の「妻」さん。うちのはこんな感じ。いじける時もこんな感じ。
因みにギャルではなかったです。
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好きな作者と言うと… ああ、そうだ。思い出した。
『痴漢男』『ツンバカ』『オナニーマスター黒沢』等をネットで
公開して好評を博し「プロを目指す」と宣言してサイト閉鎖→
行方不明となっていた漫画家・YOKO 氏が横田卓馬名義で
JUMP トレジャー新人漫画賞で佳作を受賞して以来公開を今か今かと
待ち望んでいたんですけど、ようやく公開されました!
待ってたヨー( つД`)。
戦下に咲く
http://www.shonenjump.com/j/manga-shou/treasure/comics/12ketsu_senka-ni-saku.html
漫画賞TOPページ| 集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト shonenjump.com
http://www.shonenjump.com/j/manga-shou/treasureread.html
YOKO 氏の漫画をリアルタイムで追い続け、閉鎖時には
感謝のファンメールまで送った(当然閉鎖前の作品配布は全て
DL したヨ)オケタニの贔屓目を差し引いても、他の受賞者と
比べて圧倒的に実力あるんじゃないかなぁ、と思いました。
タダだし、みんなも読んだらいいと思う!
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Web 漫画とか色々あるけど、Web から知ってファンになったと
言うとうえやま洋介犬氏かなぁ。
あくえもんズ
http://www.4koma.com/yohsuke/
30秒怪奇妙漫画ブログ「イヌギキ」~犬列異伝~
http://ameblo.jp/yohsuken
最初は正直「そんな上手い人ではないよなぁ」とか思っていましたが、
ギャグ含みの背筋にゾッとクる系のホラー漫画、ってオケタニ的には
ツボという事もあって『LaLaLa…』連載の頃からのファンなのです
(もう13年も前なのか…)。
最近雑誌や書籍のお仕事が多くて Web の方の更新頻度がすっかり
少なくなってしまったのが残念ではありますけども。
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漫画と言ったら『ドラえもん』、というくらいに藤子・F・不二雄
信者。それがオケタニです。異論は認めないよ(`・ω・´)。
ドラえもんの最終回ネタって、割と定番で色々あるじゃないですか。
その中でも秀逸だなぁ、というもの。
まず1つ目。最近『朝目新聞』に掲載されたこちらは、中々新しい
ドラえもん・後日譚のアプローチなんじゃないかな、と。こういう話、
好きです。ジャイアンがイケメン化してる(;´∀`)。
隙間のない引き出し @アサメグラフ オールドコミック特集4
http://asame12.web.infoseek.co.jp/4oldcmf1.html
2つ目。これ、紹介しようか迷ったんですが、多分ごくごく
少ない人しかこのブログ見てないでしょうから大丈夫でしょ。
「ドラえもんの最終回」と言うと恐らく誰もが知っていると
思われる「ドラえもん最終話同人誌問題」。
ドラえもん最終話同人誌問題 – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/ドラえもん最終話同人誌問題
この件で問題になった「田嶋・T・安恵」氏のドラえもん
最終回がこちら。
漫画で読む「ドラえもん最終回」
http://www.nurs.or.jp/~ike/final_dora.htm
色々な「ドラえもん最終回」のバリエーションを今までに見て
きましたが、作画・見せ方・展開、どれをとってもこれ以上の
作品にはまだ出会えてません。
こういうのは「作者に対する冒涜だ」という見方もあると
思います(後者は特に、それでお金を儲けたりしてたわけですし)。
が、少なくともその内容については、オケタニは逆に藤子F先生と
ドラえもんに対する愛情に溢れている…と思います。
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「日本人に・日本に生まれてよかった」と心底思ってるオケタニ
なんですけども、正味な話、間違いなく世界一を誇れる漫画文化を
生み出し、それが今もあらゆるコンテンツを凌駕する(TV ドラマとかの
質を見てほしい。TV オリジナルのドラマの質の低さは目も当てられない)
量と質を保ち続けているという点でも、日本って良い国だなぁと
思うんだよナァ。ホントに。
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ちょこっと『君に届け』の話でも書こうかと思って書き始めたのに、
気がついたらいつの間にかこんな長さに… アニソンの時もちょっと
思ったんだけど、好きなものを紹介する記事とかやめといた方が
いいと思うんだ(´・ω・`)。