すっかり御無沙汰。オケタニです。オケタニがブログや Twitter を
書かなくなるのは大抵何かで downer に陥っているか、ぎうぎうに
なっているかなのですが、今回は仕事でぎうぎうのパターンです(;´・ω・)。
…と書いたり人に言ったりすると大体「いいねぇ、儲かってるみたいで」
と言われちゃったりするのですが、ズバリ言いますと儲かってません。
悲しいくらいに儲かってません。それどころかどっちかって言うと
マイナスを築き上げてすらいかねない状態なので、「儲かってるでしょ」と
言われると疲れて弱った心にグッサリグッサリとナイフみたいなもんが
突き刺さるような気がしてきますので、言わないであげて下さい。
ホント、何かで忙しくはしてても大半は全くお金にならない仕事、
時々お金になる「かもしれない」仕事… というサイクルは本当に心を
弱らせますヨ、ええ(´・ω・`)。
…知ってる? 「儲」っていう字には、「信じる者」っていう言葉が
込められているんだよ… 信じる者は救われるッ! 誰か救ってェェェッ!
★
…という愚痴は、まぁ、置いといて、と。
忙しい忙しい言うてますが、9月と言えばこの業界、アーケード業界の
JAMMA ショー、そしてコンシューマ業界の東京ゲームショウ、と2つの
大きな展示会があるので何だかんだと忙しくなるのが定説ですので
それもしょうがなかろう、と。なかろう、と。
★
そんなこんなで先週は幕張メッセにて開催されました JAMMA ショーに
行って参りました。初日の前日から大阪から社長が来ていたのですが、
( =Д=) 「俺、初日の3時には新幹線で出なあかんねん。」
との事だったので朝から待ち合わせて開場時刻に合わせて海浜幕張へ
(結局入場したのは 10:30 くらいでしたが)。
メッセのホールに入って真っ先に感じたのは、
(;´・ω・) 「うわぁ~、小せぇ~…」
という事でした。そりゃもう、JAMMA(と言うか、某社…)とはムニャムニャ
ゲフンゲフンなコナミが不在なのはしょうがないとして、カプコンが業務用から
撤退してたり中規模~大手DBが倒産してたりとかで出展社数が減っている
のだから当たり前なのですが、それでも年々規模が小さくなっていくこの
現状… 業務用出身のオケタニとしては悲しい限りです。
( =Д=) 「ホンマは俺かて来たくはなかったんや。今日は慌てて大阪に
帰らなあかんくらい忙しいし。」
( ´・ω・) 「いや、でもキミ、前に『俺は JAMMA ショーの終焉を
見届けるんや』って言うてたやないの。」
( =Д=) 「いや、これ、どう見てももう『終焉』やろ。」
(;´・∀・) 「ちょwwwヒドスwwwww」
そんな事を話しつつ、会場をぶらぶら。で、ぶらぶらしていると
やはり知っている方にばしばしお会いするので挨拶と立ち話をしつつ
ゆっくりゆっくりと会場内を進みゆく。
お昼ご飯を食べた後、大阪に帰る社長と別れて再び会場内をねりねりと
歩きつつ挨拶挨拶挨拶。途中、前職の若手社員に先輩風を吹かしたりして
ストレスを開放しつつ(ああ、こういう時だけ年取ってよかったなぁ!
とか思うよネ!!!)、結局時間いっぱいまで会場にいたオケタニでありました。
後日。
( =Д=) 『そう言えば、お前に言うたやろ、コンパニオンの写真
撮っておけ、って。あれ、ちゃんと撮ったんか?』
(;´・ω・) 「んー。いや、実は…」
( =Д=)ノ 『お前なぁ、それが楽しみの1つやのに!』
(;´・ω・) 「だってさぁ…」
だって、一番コンパニオンの多いブースって前職の会社だったんだもん…
知ってる人がいっぱいいる中で「すいませーんあのちょっと写真を…」
とか言えるかぁー(;`・ω・´)。若い時は恐れを知らぬ弾丸カメラ小僧
だったオケタニも、今や恥も分別もあるオッサンなんじゃコラーッ!
あと、実は、勇気を振り絞って「あ、すいません、写真…」って
お願いしたんだけど、「お断りします」って言われちゃったんだYO!!!(´・ω・`)
それですっかり勇気も萎え萎えってやつですよ! 畜生ッ! 畜生ッ!
バ○ダ○ナ○コめッ!!!
辛うじて1枚撮ったのはコチラ。セガ『戦国大戦』のコスプレ
コンパニオン嬢。
オケタニは右派(*゚ω゚*)。
まぁ、おねーちゃんよりも仮面ライダーオーズ撮った時の方が
明らかにテンション上がってたけどね! タカ!トラ!バッタ!
タ!ト!バ!タトバタトバーッ!
★
社長が所用につき JAMMA ショーの前日に東京入りしていたので、
一通り用事が終わってから新橋に向かい、元同期三羽烏の1人・ノーマン氏を
呼び出して飲むことに。
( ´・ω・) 「今日どこで飲むの?」
( =Д=) 「お前、俺がどこで飲みたいかわかるか?」
( ´・ω・) 「…どーせ焼きとんだろ。」
( =∀=) 「あたり。」
という訳で、毎度お馴染みの『やきとんまこちゃん』へ。最近新橋に
飲みに行ったらここにしか行ってないような気がするけど…
オケタニも好きなので仕方がない。反論できない。という訳で
『まこちゃん』へ。比較的広くて席が取りやすいガード下の店舗に
行ってみたところ運悪く「改装中」の札が。別の店舗を巡り、ようやく
3人で座れる席を確保して飲み開始。
少し遅れて合流したノーマンと3人であれこれ話しながらブタを
齧り、その後は行きつけのお店に場所を移し終電ギリギリまで飲んで
おりました。
で、翌日が JAMMA ショーに朝から、だったわけですが、そんな
感じで飲んでおりましたので実は結構きつかったりしたのでした。
お酒はホント、ホドホドにネ!
★
9/10(金) は、写真も投稿したように、mixi のカンファレンスに
行っておりました。
mixi meetup 2010 ≪ 株式会社ミクシィ
http://mixi.co.jp/mixi-meetup
内容については、まぁ Ustream 見たりネットニュース見たりしたら
いいじゃない、って事で詳細割愛。
個人的な感想としては、「あ~、mixi 本気で Facebook の座を
狙ってんのかなー、がんばってね」といったところです。対 Gree・
DeNA を狙っていない(特に DeNA とは協力する方向らしいし)
という点は、評価してもよろしいのではないかと思います。
とにかく人が多かったイベントでした。参加申し込みをした後に
「参加できるセッションは抽選になりました」とかいう返事が来た
時点で(最初はそんな話じゃなかった。はず)「あー、結構な参加者が
いるのかなー」とは思っていたんだけども、実際会場はかなり広かったので
驚きました。
が、何がビックリしたって、一番大きな会場を使って行われた肝心要の
メインセッションで、適当に人の後にくっついて歩いていたらいつの間にか
最前列ど真ん中の席に座っていたという事です。何だよ、この引きの強さ。
どうしてもっと大事な時にこの引きが出せないんだよ俺…(´・ω・`)
まぁ、せっかくの好ポジションでしたので、ここぞとばかりにバシバシと
プロジェクタに映し出される資料を写真に収めて参りました。途中で
電池切れちゃって、後半は慌てて手書きしたけどな。
帰って Twitter のタイムラインを眺めていると、案の定「mixi ハジマタ」
という発言が多く見られたのですが、次いで多かったのが
「オマエラ mixi すごいすごいって浮かれちゃって、バカじゃないの?」
的な発言でした。特にゲーム(開発)屋さんに多く見られるような気が
するんですが、
「ソーシャルゲーム? ハン、あんなゲームとも言えないようなもの
作ってる奴の気が知れないね。」
とか
「ソーシャルゲーム、レベル低ッ! もっとおもしろいゲームあるのに!」
とか
「俺ならもっとおもしろいソーシャルゲーム作れる! あ、今すごいの
思いついた!」
とか、そう言う人が結構いたりします。ひどいのになると、
「あんな金を巻き上げるだけみたいなゲームを作るだなんて、信じられない
ですぅッ!」
みたいな事を言う人もいたりして、えーお前何芸術家?と思わず
突っ込んでしまいたくなる時もありますが、総じてゲーム屋さんは
ソーシャルゲームがあんまり好きじゃないんだな、という印象を
受けます。(かなり偏向的な暴論ではありますが。)
オケタニはどっちかって言うと「金なんて儲けてナンボじゃコラ( `・ω・´)」
という側にいる立場ですので、ソーシャルゲーム・乗るしかないこの
ビッグウェーブに!と思ってますのですっごく面白い市場だと思ってるんです
けども。
なので、「俺ならもっと良いもの作れる!」って言うんなら、さっさと
作って儲けたらいいのに、と思います。妬ましい、その「素晴らしい」
アイディア… ギギギ…
儲かる儲からないという話をすると、「結局儲かるのはプラットフォーマー
だけ」と言う方も多々おられますが、一番儲かるのはプラットフォーマーだ
なんて事は家庭用ゲームはもちろんの事、色々な業界で既に発生している
事由ですんで「イマサラ」感が拭えません、ですがナ。
今儲かっているところは所詮今だけの「一過性」のもの、と。そう言う
人もいらっしゃいますが、それはもちろん、恐らく多分、その通りでしょう。
大半が「そう言えば、あの頃はこんな会社が元気あったよねぇ…」とか
言われている可能性大だと思います、数年後。
でもまぁ、そもそもゲーム業界、ひいては娯楽産業なんて元々が
そういう商いと会社がゴロゴロしているお仕事なわけでして、だったら
それが一過性のブームによるものだとしてもそれに乗っかってバカーンと
泡銭を儲けりゃいいんでないの・安定とか堅実な商売なんてのはそれとは
別物で考えりゃいいんじゃないの?、と。
ソーシャルゲームとその界隈の業界は、そういう「いっちょやったろーや
ないけー!」的な勢いと泡銭を掴もうと有象無象がうようよと蠢いてる感が
かつてのゲーム業界黎明期・成長期みたいなイカガワシイ感をぷんぷん
匂わしているので、だからこそ面白いなぁと思ってしまうオケタニなので
あります。
「プレイヤーから小銭を如何に巻き上げるか」「如何に小銭を出そうと
思わせるか」が企画の肝だったりする辺り、ホント業務用的だよねぇ
>ソーシャルゲーム。そこがホント面白い。
★
今週は TGS です。デジカメ握りしめて各社ブースを回りたいと思います。
俺の右手人差し指が光って唸るッ! おねーちゃんを写せと輝き叫ぶッ!
という訳で、がんばって参りたいと思いますッ!( `・ω・´)ゝ
…あ、いや、仕事もがんばりますヨ、ハイ…(;´・ω・)ゞ