【Weblog】キングオブコント/モンペ/ポケモン/対中外交

 『エルシャダイ』強化週間中。という事で、若干キモいアイコンに
変わりました(;´∀`)。大丈夫だ問題ない、な Weblog。

「キングオブコント2010」、結成11年目のキングオブコメディが3代目王者に!
| エンタテインメント | マイコミジャーナル

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/09/24/009/

コント日本一を決める「キングオブコント2010」の決勝戦が23日、
東京・赤坂のTBSで行われ、キングオブコメディ(高橋健一・今野浩喜)が
優勝
し、賞金1,000万円を獲得した。

 ここ数年は、「年明けにまず R-1、秋になるとキングオブコント、そして
M-1 で1年が終わる」という感じで時の流れを感じているオケタニです。
そんな訳で昨晩はづまと『キングオブコント2010』を見ながら Twitter や
2ちゃんねるで感想をだらだらと書いて、という楽しい一晩だったわけですが、
今年のキングオブコントはキングオブコメディの優勝で幕を閉じました。

 この結果に関しては「妥当」と思ってます。キンコメの出来については
下記の記事がオケタニの感じた事をかなり表してくれてますので、リンクを
そのまま貼っちまいますけども…

キングオブコメディを優勝に導いた「リアリティの追求」と「勝利への執念」 – 日刊サイゾー
http://www.cyzo.com/2010/09/post_5543.html

彼らのネタは圧倒的によく練られていた。しっかりした起承転結があり、
台詞や動きのひとつひとつにぶれがなく、同じネタを何度見ても楽しめる
ほどの質の高さがある。

の言葉通りで、見ていて「すげぇ!」と感じるネタでした。これは文句
なしかな、と。

 …とは言いますけども、実は一番「おもしろい」と思ったのはピースの
ネタでして、1本目のやまんばネタ、2本目の化物ネタ、共に爆笑しながら
見ておりました。キンコメのネタは「よくできてる!」と思いましたし
笑えるネタでした。が、ピースのは「粗いなー」と思いつつも「爆笑」
してしまうネタだったな、と。

 だからと言って「じゃあピースの方が上」とは思わなくて、どっちも
面白くて良い出来だったので別にどっちが勝っててもいいんですよ。
多分この「爆笑」は、好みから来ているもんだと思いますので。

 少なくとも、下馬評で人気が高かったジャルジャル、TKO があの
レベルのネタで優勝するようなことにならなかったのでホッとしてます。
TKO、1本目は悪くなかったと思うんですけども、木下の「変人キャラ」に
頼った構成が目立つのが何とも。ジャルジャルに至っては、多分コント
向いてないんじゃないかと。ジャルジャルの「コント」で、筋や仕掛けが
練られた「コント」を見た覚えが全くないので。

 個人的に残念だなーと思ったのはしずるとエレキコミック。しずるは、
「演技」にこだわり過ぎてて「ネタ」がおろそかになってた感。

 先日の東京ゲームショウで、スタッフと一緒に歩いていたらエレキコミックと
女子アナか誰かがテレビの収録をしていて、オケタニが

( ´・∀・)つ 「あー! エレキコミックだ! 見て見て!」

とスタッフに言うと、全員一様に「え… 誰…?」という顔をした、という
事がありオケタニを慄然とさせたエレキコミックですが、キャリアも長いし
そろそろメジャーになっても…と思っていたので期待してたんですが、
ちょっとネタが暗いなぁと感じました。もっとやついの「バカ」っぽさを
明るく出す方向の方が面白かったのでは。

 ロッチ・ラバーガールは優勝にこそ届かないものの、実力を感じさせる
出来だったな、と思います。

 さて、後はもう『M-1』待ちだなぁ、という事で。(←早ッ!)

YouTube – Pokemon Apokelypse: Live Action Trailer HD

 こ、これは…(;´・ω・) ネタ動画なんだそうですが、もうこれ
「ネタ」ってレベルじゃないよね…

 本当にこういう映画ができてもおかしくないような気がするけど、
さすがに任天堂は「OK」出さないだろうなぁ。それにしても、この
クオリティは素晴らしい。

 前に紹介した『ストリートファイター』や『ゼルダの伝説』と言い、
こういうのがファンメイドレベルで出てくる辺りはさすがハリウッドを
擁するアメリカ、という事なんだろうか。

「就活」にモンスターパパとモンスターママが出てきて大混乱!
この国の未来は大丈夫だろうか 大学生たちよ、会社は幼稚園じゃない
| 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社]

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1205

 都内で催された、ある企業説明会の会場入り口では、こんな光景が
繰り広げられた。

「今日は娘の体調が悪いので、私が代わりに来たんです。これが、
娘のID。だから、早く中に入れてちょうだいッ!」

 そう訴えていたのは、50代の小太りの女性。鬼の形相で場内係員に
食ってかかるその迫力に、リクルートスーツに身を固めた周囲の学生
たちはドン引きだ。説明会を催した企業の社員が、苦笑しながらこう話す。

「結局、そのオバさんは強引に入り口を突破。会場内を精力的に歩き
回っては説明に来ていた社員にあれこれ質問するなど、現役の大学生
たちより、よほど熱心でしたよ。もしかしたら、自分のところの社員の
親になる可能性もあるし、最近はヘタに揉めるとネットにどんな誹謗
中傷を書かれるかわからないからと、仕方なく黙認しました」

 このブログでも取り上げたことのある「モンスター○○」系のお話。
上の記事にはこんな例が列挙されていました。

 この「モンスター」化する風潮なんですが、こういう話を聞いていると
いわゆる「矜持」というものが薄れているように感じます。「モンスター
ペアレント」を例に挙げるならば、親としての子供のために何かして
あげなきゃ!という「欲望」を抑えてでも、子供を強く育てるために
敢えて子供に試練を与えねば、という親としての「矜持」。

 まだ親になってないオケタニですので「お前に親の気持がわかるか!」
と言われそうですが、少なくとも自分が「親」の手本にしている人達は
「子供のためには何したっていいんだ」とは思ってなかったですよ。

 オケタニ、こういう「ゴネたもん勝ち」みたいな風潮が嫌いなんですが
最近本当にこの手の話、多いですよな。

「日本人拘束、23日に中国政府から通告」 News i – TBSの動画ニュースサイト
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4534314.html

 政府の反応です。仙谷官房長官は閣議後の会見で、中国政府から23日、
日本人4人を拘束しているとの通告を受けたことを明らかにしました。

 「(日本人4人が)中国側の取り調べを受けている旨の通報を受けました。
4人がフジタの社員であることは、確認をしております」(仙谷由人官房長官)

 しかし、中国漁船による衝突事件との関連については現時点ではない、
との見方を示しました。また、大畠経済産業大臣は中国政府がレアアースの
禁輸措置を講じたとされる問題について、日本の商社からの情報として
次のように述べました。

 「(中国の輸出企業に対して)中国商務部から日本向けのレアアース輸出を
止めるよう指示が出る
もよう。本日、日本向けレアアース輸出について
通達するので、新規契約や船積み手続きを止めるよう指示があった」
(大畠章宏経産相)

 大畠経済産業大臣は「中国の商務省からは“国として、輸出を止めることは
していない”と聞いている」とした上で、政府として事実関係や国内への
影響について調査に入ったことを明らかにしました。

 その上で、「このような措置はWTO=世界貿易機関で認められていない」
とも指摘し、事実関係を確認した上で、ルールにのっとって適正に対処する
必要がある、という認識を示しました。(24日11:40)

 尖閣諸島沖の漁船衝突事件の船長を拘束している事に対する報復、と
見られても仕方のないタイミングですが… いよいよ「泥沼化の様相」、
というやつか?

 こういう小競り合いは、民間レベルでは誰も望んでないと思うんだけどね…

 それにしても、

【邦人拘束】「報道で初めて知った」と首相 問われる危機管理能力 – MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100924/plc1009241226015-n1.htm

 菅直人首相は23日夜(日本時間24日午前)の同行記者団との懇談で、
日本の建設会社フジタ社員ら日本人4人が中国当局から取り調べを受けて
いることについて「私自身が知ったのは、何か報道があったので確認
させた」と述べ、報道を受けて初めて知ったことを明らかにした。

 首相は「少し前に役所レベルでは(情報が)来ていた。事情はわからない」
とも述べた。

 外務省の石兼公博アジア大洋州局参事官が24日、説明したところに
よると、21日にフジタ側から上海総領事館に対し、社員と連絡が
取れなくなったと通報があったという。

 中国側から通報を受けたのは23日夜としているが、尖閣諸島沖の中国
漁船衝突事件がおきた後、日中関係が悪化しているなかで首相に報告が
上がっていなかったことになる。政府の危機管理能力が問われることに
なりそうだ。

 この危機意識の薄さは何とかならないものかね(;´・ω・)。

 …とここまで書いてたら、何と船長釈放することになっちゃったよ。

asahi.com(朝日新聞社):尖閣諸島沖での衝突事件、逮捕の中国人船長を釈放へ – 国際
http://www.asahi.com/international/update/0924/TKY201009240180.html

 東シナ海の尖閣諸島沖で中国漁船と石垣海上保安部(沖縄県石垣市)の
巡視船が衝突した事件で、検察当局は、同保安部が公務執行妨害の疑いで
逮捕した中国人船長、せん其雄(せん・きゆう、せんは憺のつくり)容疑者
(41)を、近く処分保留のまま釈放する方針を固めた。那覇地検が24日、
発表した。

 海保によると、せん船長は7日午前10時56分ごろ、尖閣諸島・久場島の
北西約15キロの日本領海上で、巡視船「みずき」(197トン)の停船
命令に応じず、急に方向を変えて左前方のみずきに左舷を衝突させ、海上
保安官の公務の執行を妨害した疑いで逮捕されたが、中国側が解放を求めて
激しく反発している。

 さて、この対応に関してどんな言い訳が飛び出すことやら…(´・ω・`)
さすがに「人質」を取られては強攻策にも出られない、といったところか。
この辺りの恫喝・脅迫の手口は「流石」と言わざるを得ない。

 戦争は外交の手段の1つだが、外交は正に戦争だという事だよ。それが
わかってない日本。わかっている中国。その差が歴然としているのは
今回の一件でもわかるし、尖閣諸島沖の海底油田問題の対応にしてもそう。
この件に関する今後の日本・中国双方の対応にもその辺が出てきそうだ。

 「戦争しろ」とは間違っても言わないが、外交が「戦い」である事を
忘れてもらっては困る…ッ!(;`・ω・)

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