某ゲーム専門学校の就職説明会にて(伝聞)
世間には『ゲーム専門学校』という類の学校がありまして、うちの
会社に入ってくる新卒社員も大半がその手の専門学校を卒業して
来ております。うちの会社は30数人程度という規模の小さい会社
なのですが、ここ数年継続して新卒社員を採用している事もあり、
段々と同じ専門学校卒の社員というのが増えたりもしてまして、
その様はまるで『学閥』のようだなぁ、と冗談で言ったりもしております
(ま、実際にそんな派閥ができるような会社ではありませんけども)。
そんな感じでゲーム専門学校との結び付きなんかも結構ありまして、
よくこのブログにも出てくる同僚T君は採用担当という事でそういった
ゲーム専門学校とやり取りをしたり、送られてくる履歴書をチェック
したりしています。
ゲーム専門学校と言うだけあって、ゲーム会社に生徒を就職
させるべくセミナーとか就職説明会といったイベントがよく開催
されておりまして、うちみたいな会社にもお誘いがよく来ている
ようです。そういうお話があると、大抵T君が若手〜中堅の社員を
連れて行き、そこで会社に関する説明だとか社内の様子だとかを
社員と一緒に生徒の前で説明したりするわけです。
そういうイベントやセミナーでうちの会社の存在を知り、履歴書を
取り敢えず送ってみて、気がついたら何か入社しちゃいました
みたいな感じで入社したり、会社としてもそんな感じで入ってきた奴が
数年後に開発チームを引っ張るような存在になったりする可能性も
あったりするわけでして、こういったいわゆる『出会いの場』が
そうそう軽視していいものでもなかったりするわけであります。
人との出会いも仕事との出会いも、まぁ『縁』が最も大事な事には
間違いないわけですが、そのための『きっかけ』も多ければ多いほど
良縁に巡り合える可能性が高くなるわけですからこういうのに
積極的に顔を出すのは悪いことじゃないよなぁ、と思ったりします。
で、前置きがやたらと長くなりましたが、つい先日も某専門学校で
就職説明会があるという事で、その学校のOBであるプログラマー
Y君を連れてT君行ってきたそうです。
一通り会社の説明が終わると、次に生徒からの質疑応答となりました。
( −Д-) 『…という訳で、日々の仕事の中では色々と大変な事もありますが、
結構楽しく仕事していたりします。これでよろしいでしょうか。
え〜、それでは次の質問、ございますか?』
( ゚д゚)ノ 「ハイ。」 ←生徒さん。
( −Д-)っ 『はい、どうぞ。』
( ゚д゚) 「先程、『色々と大変な事がある』とおっしゃっていましたが、何か
ビックリしたような事件はありましたか?」
( −Д-) 『ビックリしたような事件… さすがにそういう事はないですが…』
( ・Д・) 「TさんTさん。」(←小声で。) ←Y君。
(-Д− ) 「何?」
( ・Д・) 「あったじゃないですか。オケタニさんのアレが。」
(-Д− ) 「アレ?」
( ・Д・) 「Tさんが行った、アレですよ。」
(-Д− ) 「……ああ、アレか。じゃあ、自分それ説明して。」
( ・Д・) 『え〜とですね、昨年のタイトル開発中にですね…』
…
( ・Д・) 『…という訳で、一応その人は生きてはいたんです。』
( −Д-) (…さて、反応の方はどうかな…)
( ゚д゚) 「…」
( ・Д・) 『以上でこの話はおしまいです。』
( ゚д゚) 「…」
(((( ゚д゚))))ブルブル
( ゚д゚) 「あ、あの〜…」
( ・Д・) 『はい?』
( ゚д゚) 「し、仕事… そんなに、あの、キツいんですか?」
Σ( −Д-) (ひ、ひかれてるゥーッ!)
…という事があったそうな。
この話を聞き、オケタニ早速話をしたY君の所へ。
( ´・ω・) 「Y君よ。」
( ・Д・) 「何ですか。」
( ´・ω・) 「キミのトークがあかんから、説明会で皆ひいちゃったそうじゃないの。」
( ・Д・) 「いやいや、あの学校はそんなもんですよ。」
( ´・ω・) 「あのなぁ…」
そこはウソでもオチをつけて最後は笑いを取るのがプロってもんやろう!
そのためだったらオケタニの1人や2人、全裸で西中島の街中を走らせるか
西中島の中心で愛を叫ばせるくらいのオチをつけなあかんのんちゃうんか!?
まだまだ当社の若手社員のトーク術はケレン味というものが備わっていない
模様です。社員教育が足らぬ足らぬッ!ヽ(`Д´)ノ
うちの会社程度ではまだまだとしても、他社さんのお話だともっと色々と
面白いお話やためになるお話が聞けるのではないでしょうか。一度オケタニも
生徒側の立場で行ってみたいものであります。
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