という訳で、TGS 行ってまいりました。オケタニです。
ネットのニュースなんかを見ていれば大方予想はつくところだと
思いますが、オケタニ的にも
( ´・ω・) 「…あんまり見る所ないなぁ。」
という感じの、若干寂しげ感漂うショーであった事は否めません
でした。
全体の流れとしては再び PlayStation 陣営に潮流が傾きつつ
あるような雰囲気を感じる昨今ですが、やはり次世代ハードという
事もあってか、各社の目玉タイトルからは「ほら! きれいでしょ!
絵、すっごいリアルでしょ!?」というアピールが見え見えに
感じられたのですけども、絵のスゴさを表現するために向かっている
方向がひたすら「如何にリアルであるか」という点に偏り過ぎている
からか、確かに人物キャラのグラフィックもとにかくリアルで、
皺の描き込みまで変態的とも言えるほど細かく描かれているのですが、
「リアル過ぎて地味」になってしまっているように感じました。
一昔前のゲームって、絵を表現するのに限界があったから、逆に
そのショボさをカバーするためにゲームらしいエフェクトや演出で
逆に「リアリティ」や「迫力」とかを表現していたんじゃないかと
思うのですが、そこにオリジナリティを出すための工夫を各社
していたからこそ、何だか怪しいんだけども妙に惹かれる、みたいな
ものも多数あったのじゃないかと。そういう「ゲームならでは」の
ケレン味を醸し出すような、そんなゲームって最近ないよなぁ~、
と感じました。
「美人は3日で飽きる」と言いますが、キレイだからいいって
もんじゃないんでないの?と。そういう事デス。
ショー自体は、不景気の影響もあってか、各社ともブースは縮小、
会場全体も昨年より小さめという事で30分か1時間もあったら
余裕で1周できてしまったので、その後レベルファイブ→カプコン
→SCE とPV観覧ツアーをしていたら社長から「ちょっと来てくれ」
コールが来たのでツアー終了。PV大好きオケタニ。
帰りしなに、前の会社で一緒に働いた先輩のM氏とバッタリ。
LAで元気に仕事してるとの事。久し振りに会ったけど、相変わらず
パワーっつーか勢いがある。オケタニの先輩・同僚はそういうタイプが
やたらと多いので、こっちまでパワフルに生きなきゃいかんような
気がしてくるので困る。気がするだけだけども。
夜は、香港から長年の付き合いであるW氏一家が日本に遊びに
来ていたので、ノーマン・づまも同席で大井町で会食。近況や昔話で
盛り上がり、昨晩深夜25時の便で香港から来たというW氏の息子が
眠いからかむずかり始めたところで散会。
今週は飲んでばっかりなので、この週末は休肝日(;´∀`)。2日間、
PCを抱えながら幕張やら都内をウロウロしていたので、体力的にも
お休みしたい。そんな週末。
一般ユーザーは単に「面白い!」ゲームを
望んでいるわけで、リアルとか綺麗だからといって
ゲームが面白くなる訳ではないですよね。
ポリゴン黎明期のバーチャファイターは今の3DCGとは
比べものにならないくらいしょぼいけど、殴る蹴る投げる
動作に重みというか痛さを感じた記憶があります。
今の3Dはそういった感覚にならないのはなぜでしょうか。