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2009.05.23 Saturday

実は「婚カツ!」は意外と見られているらしい、という話

 本日も引き続き PowerPoint での資料作成で1日が終わってしまいました。
オケタニです。PowerPoint って言うか、実際はそこに貼り付ける絵素材を
ネットで探してペイントソフトで加工して、という作業がほとんどだったので
別にパワポほとんど使ってないんだけどネ。結局本日業務時間内に
終わらせたいところまで終わりませんでした。あ〜、仕事遅ス(;´Д`)。
とほほ。

 で、晩飯食いながら軽く飲んでたら、その後寝落ちしてしまい
こんな時間に目が覚めてしまいまして。何か電話見たら寝落ちしてた
間に社長から電話来てるし。明日の朝電話しないとな〜。


 今日見た「ほほぅ…」と思ったニュース。

低視聴率にあえぐ中居「婚カツ!」 なんと録画ランキングでは大人気
http://www.j-cast.com/2009/05/22041727.html

 この『婚カツ!』とかいうドラマ、オケタニも何回か見たんですけども
実際あまり面白いとは思えないドラマでしたのでマスコミが「低視聴率」
「ジャニーズ神話も遂に…」と、最近よく聞く論調で叩いているのも
納得しながら横目で見ていたのですが、録画率では上位に位置している
そうな。

 昨今ドラマ離れが騒がれているようですが、HDD レコーダー等の
おかげで「時間通りにテレビを見る」から「録画しておいて好きな時に
見る」スタイルに移行している、というのは既に言われつくされている
事だと思うんですが、実際視聴率と録画率でこうも乖離があるとなると
テレビ局側にとっては色々と厄介な話になるだろうなぁ、と。

 テレビ局側としては「この番組は視聴率が高いですからCM出したら
広告効果ありますYO!」と広告主に営業して広告を取るわけですよね。
ところが最近は低俗な番組が多かったり(実際、昔に比べて明らかに
テレビってつまらなくなってるよナ。バラエティ番組とかの質の低さ、
アリエナサス)テレビ離れが進んでいたりとかで「テレビはあまり見られてない」
という事でその辺の効果が疑われてて、TOYOTA をはじめ
多くの企業がテレビでのCM量を減らしたりネットにその分をシフト
したり、という動きが加速しているそうな。

 では、今回のニュースを使って「視聴率は低いんですけども御心配なく!
この番組は録画率が高いですから!」という営業トークが通用すんのか、
と言ったら、HDD レコーダーに録画して見てんのにいちいちCM見てる
奴なんてほとんどいないわけでして、「いや、だからと言って、結局
誰もCMなんか見てねージャン」と言われるのは明白。テレビ局側にとっては
依然難しい状況である事には変わりはないわけです。

 となると、じゃあどうやったらCMを見てもらえんのか?という事に
なるわけです。と言うか、多分TV業界ではその辺が色々と議論されていたか、
されているんでしょう。

 地デジではデータボタンを押すと画面の端っこに番組に関する情報が
表示される番組とかがあったりしますのでここにCM表示させて…と
いう手もあるかと思いますが、現実問題としてアレ見てる人ってどれくらい
いるんですかね? オケタニの場合はたまに見たりすることもなくは
ないですが、見ないことの方が圧倒的に多いのであまり効果はないんだろうなぁ、
と思われます。じゃあそういう表示を強制的に出しちゃうか?と言うと、
それではあまりにも興が削がれるし視聴者側のウケがますます悪く
なることでしょう。これも却下だなぁ。

 では番組内でアイテムとして使用する事でサブリミナル的に広告効果を
出すとか? これ自体は多分大昔から狙って行われていることであり、
抜本的な改革案にはなりえないでしょうネェ。

 昔、キムタクのドラマで『GOOD LUCK!』というパイロット物のドラマが
ありましたが、あれは ANA 協力で制作したものだそうで、実際に
あのドラマの影響で ANA の株価が上がったりしたそうなので、
こういう形でのCM効果というのはありそうな気もしますが。でも
この場合はライバル企業の JAL への就職希望率が上がっちゃったり
とかもしていたそうなので、何だか広告主にとってはモヤモヤした
結果になっちゃったりとかもしてそうです。

 とは言え、番組内に広告主の商品が違和感なく登場してきて、
尚且つ視聴者にそのインパクトが十分に伝わるような構成の番組が
企画できれば、そういう番組ごと企業にプレゼンして番組制作の費用ごと
ガッツリ出してもらう、という事は可能なのかもしれませんネ。実際に
そうやって作られてる番組ってあるのかなぁ。

 かと言って、そういう特定の企業・商品を『礼賛』する番組ばっかりに
なっちゃったら一視聴者としてはそのあざとさに「('A`)ツマンネ」と
なってしまうでしょうけどもネ。視聴者側にはそう感じさせない、且つ
CM効果の高い番組… テレビマン側の企画力が試されることに
なってしまうんでしょうねぇ。


 ま、テレビ業界の人にとっては既に何万回と行われている議論
なんでしょうね。その割にはマスコミからは相変わらず「CMが減って…」
というニュースがちょこちょこと出ているという事は、それでも
上手い手がまだ見つかってない、という事なんでしょう。大変そうだなぁ。

 ゲーム業界も他人事じゃないんだけどね。「ゲーム離れ」とか('A`)。

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Comments

オケタニ

『神奈川で千本の指に入るかもしれない』程度に

テレビっ子なオケタニですが、家のリビングとかに

いてテレビをつけていない時がたまにあったりします。

見るとしても、情報ソースとしてニュース、BGM

代わりにバラエティ、とか。しっかりと画面を見ている

時間はかな〜り少なくなりました。ホント最近の地上波は

見るものが少ないですネェ。



これはオケタニだけなのかもしれないですが、

「有名なメディアで何度も見かけていると、

ブランドとして『イイモノ』『信頼できるモノ』に

思えてくる」という気がするんですよ。そういう

意味ではネットにしろテレビにしろ、目につく

だけでそれなりの効果はあるんじゃないのかなぁ、

という気がしてます。(あまりにも胡散臭いと

ヒきますけども)



ネットなんかでも、バナー広告もそういう点で

そこそこの効果があるような気がします。あくまで

オケタニ的には、ですが。バナーが貼ってある

サイトが有名だとか、相当量のバナーがそういう

サイトに貼ってある、という条件は必要でしょうけども。



いや、もう、ホント「販促」って難しいナァと思う

昨今です。





…あ、アニメと特撮はじっくり見てるか(;´∀`)。
Unknown

私もテレビ、特に地上波は見なくなりました。

TVCMって消費財や食品の気軽に買えるものとか

ジジババ向けの商品以外は効果ないんじゃないかと思いますね。

かといってネット広告が有効だという話も

どうなんでしょう。会社名や商品名を

知らなかったり、商品を買いたいという

能動的な気持ちがないとなかなか見ないと

思うんですよ。

近頃の販促って難しいなあと思いました

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