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「小鳥ピヨピヨ」の人の「新卒一年目でサポセンやってたときの話」は成功者の独り善がり。

ネットの有名人・いちる氏のブログを読みました。(仕事しろよ)

新卒一年目でサポセンやってたときの話:小鳥ピヨピヨ

今でこそ誰もが知るサービスを産み出し活躍してきたいちる氏にも最初は苦労してたんだなぁ…しかもこんなブラックな環境で! でもそこで踏ん張ってがんばってきたからこそ、その後の飛躍があるんだ。諦めずに志を高く持って進めば事態はいずれ変わるんだ!! よし、オレもがんばろう!!

…という読み方でいいとは思っています。正直自分もそういう体で読んだし。やっぱりねぇ、信ずる者、努力する者、前進する者は救われる、って思いたいじゃない。それに、割と冗談抜きで「言霊」ってあると思うんですよ。言ってれば本当にそれが実現しちゃう、的な。オケタニもそういう経験が何度もあったので、それは本当にバカにならないと思っております。

ここまでがカセットテープで言ったらA面。本でいうなら上巻。

で、ここからがB面。下巻。

新卒一年目のことは、今でも鮮明に覚えている。

よく辞めなかったなと、我ながら感心する。

同じようにモヤッている新卒の方々のために、僕の体験談を記しておこうと思う。

ちょっとモヤッっているのが、この話をモヤッっている方々が鵜呑みにしちゃうのもどうかな、と思った事です。

そもそもこのブログを読んでいるのは何故か。いちる氏が有名なサービスを立ち上げて成功した有名人だからなんですよ。成功者なんです、この人は。

ですが、残念ながら社会ではこういう名も実も伴った成功を収める人って本当に一握りなわけで、ここに書かれていることを「ああ、そうか、こうしていればああなるのか」という風に飲み込んじゃったらはそれはちょっと違うかな、と思ってしまうわけです。凡人は。

もちろんこれを読んで鼓舞されてがんばれる人はたくさんいるだろうし、それでいいとは思います。が、後になって「あの時ああしていて良かった…ありがとう! ありがとう!!!」と思えるような状況になれる人って多分その中の何十分の一か何百分の一とかしかいなくて、そうじゃない人からすると「何だよ、ああ言ってたから俺がんばったのに、全然違うじゃねぇかよ…」とますます闇堕ちしてしまうんだろうなぁ…という絶望的な事になる側面もあるんだろうな、と。そういう想像をしてしまう内容でした。

何か回りくどい言い方にしかならないので、俺何でこれ書いてるんだろうとかちょっと今思ってますけども。端的に言うと、成功者は時に無意識に傲慢ですなぁ、と。そういう感じ。

いらすとや 喜ぶ人を羨む人のイラスト(男性)